エンジンオイルの交換時期
|エンジンオイルの最適な交換時期はどれくらい?
TAKUMIモーターオイルでは、日々たくさんのお問い合わせを頂いておりますが、最も多いお問い合わせは、
1位 お客様のおクルマへの適合オイル油種
2位 エンジンオイルの交換時期
3位 TAKUMIモーターオイルの性能に関する質問
となっております。
やはりエンジンオイルの交換時期は、適合オイル粘度や油種と同様に気になるポイントですね。エンジンオイルの交換時期も車種や使用環境によって変わりますので、千差万別で明確な答えはありません。
交換時期の目安としては、5000Km(又は半年間)などの記載が自動車の取扱説明書に書かれています。(最近は10,000Km 又は1年間も多いですね)。こちらはメーカーが推奨している通常の使用の場合ですね。
しかし、スポーツ走行をする!愛車を大切に長く乗りたい!コンディションを維持したい!と思うユーザー様は、ちょっと違う目安が必要ですよね。
愛車を大切に維持したい方へのお勧めの交換時期は
『オイル交換をしてもフィーリングが極端に良くならないくらいの時』
がお勧めの交換時期となります。
ちょっとわかりにくいですが、オイル交換後にフィーリングがすごく良くなるという事は、既に使用していたオイルが十分に劣化している証拠とも言えます。
ですからオイルが十分に劣化する前に早め早めに交換していくことが、エンジンを大切にする最善策と言えます。何度かオイル交換を試してみて愛車に合ったオイル交換時期を見つけ出しましょう。
ところで、サーキット走行をされる方の中には、サーキット走行前と走行後に2回オイル交換をする方もいらっしゃいます。エンジンには優しくとってもいいことです。でも、お財布には優しくないですね。どちらか1回というならば、サーキット走行前の交換がお勧めです。
街乗りよりもエンジンに大きな負荷がかかるサーキット走行前は、劣化前の新品オイルの使用がお勧めです。
余談ですが、TAKUMIモーターオイルでは、 ”高品質×低価格” をコンセプトに、高品質でリーズナブルなエンジンオイルを各種ご提供しておりますので、サーキット走行の前後2回の交換でもお財布に優しいオイルですよ。
スポーツ走行をされる方は、ぜひTAKUMIモーターオイル【X-TREMEシリーズ】を検討してみてください。
製品詳細はこちらの記事からも理解できます『X-TREMEシリーズはなぜ最新規格ではない!?』
次に、エンジンオイルの劣化状況の判断ですが、劣化を色で判断するのは難しく、清浄分散性能に優れるオイルほど、より早く黒色化する場合もあります。これは汚れをオイル内部に取り込み分散させる(清浄分散性能)ことで、特定の場所に水分やスラッジ、その他の汚れが溜まらないようにする機能です。
エンジンオイルが黒くなるのは、汚れを取り込む作用が働いている証拠であり悪い現象ではないのです。
逆に、きちんとエンジンオイル交換をされて来た車両は汚れも少なく、エンジンオイルも黒色化しにくいのですが、エンジンオイル自体はすでに劣化している可能性もあります。エンジンオイルは使用により、粘度、潤滑性能や冷却性能など、確実に劣化が進行していきます。
エンジンオイルの色がきれいでも、前述の通り交換時期が来たらきちんと交換することが大切です。
エンジンオイルの交換時期についてのお話しは、如何でしたでしょうか。車種、年式、走行距離、乗り方、エンジンオイルの劣化状況、そしてお財布と相談しながら、
自分がいちんばん納得できる交換時期を見つけていく
ことが大切ですね。エンジンオイルの交換時期については、ターボ車やハイブリッド車などについても補足していきたいと思います。
TAKUMIモーターオイルでは、レース用から街乗り用、旧車用まで豊富なラインナップで、お客様の好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを各種取り揃えています。
【ラインナップの一部をご紹介】
高回転を多用する乗り方、スポーツカーで峠を攻める!という方は、燃費よりもパワーを出せる高粘度のエンジンオイルがお勧めです。
高粘度エンジンオイル(例)
MICRO TITANIUM MELT(マイクロチタン)シリーズ
5W-30/5W-40/10W-55/15W-60
高性能エンジンオイル+マイクロチタンによる潤滑性能とエンジン内部クリーニング作用をプラス。パワーアップした愛車を長く乗りたい方に最適です。
0W-40/5W-50/10W-40/10W-60
ハイパワー車、高性能車、サーキット走行に求められる性能を純粋に追求したモデル。愛車本来のパフォーマンスを発揮したい方に最適です。
高粘度というのも、あくまでSAE粘度10~20番アップが限界だと考えてください。
それ以上の硬いオイルを使用するとオイルの粘度にエンジンパワーが負けてしまい、エンジン回転数の上昇が遅くなりクルマが重く感じるようになります。
5W-30 → 5W-50 or 10W-40 or 10W-50
もちろん、チューニングを施して、エンジンパワーを上げている車両はこの限りではありません。
低粘度エンジンオイル(例)
0W-16/0W-20/0W-30
燃費を重視する乗り方や、始動性が気になる方、国産の高年式スポーツカー(メーカー指定粘度が0W-20/0W-30)にお乗りの方は、こちらの低粘度エンジンオイルであるHYBRIDシリーズがお勧めになります。
ちなみに、HYBRID(ハイブリッド)と言うネーミングですが、ハイブリッド車用と言う訳ではなく、2種類のベースオイルにハイブリッド処理を行い、製品化したことから名付けられました。ハイブリッド車以外にも使用できます。
中粘度エンジンオイル(例)
5W-20/5W-30/5W-40/10W-40
普段は街乗りでサーキットには行かないけど、たまにアクセル多めに踏むよ、という方で、コスパの良い高品質なエンジンオイルを使いたい!というユーザー様へ最適なエンジンオイルです。
当社の主力製品でもあります。
「解説は読んだけど、やっぱり自分で選択するのは不安だ…!」という方へ!
TAKUMIモータオイルでは皆さまに合ったオイルや添加剤に関するアドバイスを受け付けております。
こちらのリンク【適正オイルのご質問】よりお気軽にお問合せください。
TAKUMIモーターオイルでは、高性能ギアオイルもご用意しております。
75W-90/80W-90 / 75W-140/85W-140