TAKUMIモーターオイル サポートチーム「Hitotsuyama with CORNES RACING」
初参戦シーズンでシリーズ王者を獲得!―Japan Cup 2025 最終戦 鈴鹿ラウンドレポート―
株式会社TAKUMIモーターオイルが技術サポートを行う「Hitotsuyama with CORNES RACING」は、2025年9月13日~14日に三重県・鈴鹿サーキットで開催された「Japan Cup 2025 Round 7&8 SUZUKA」に参戦し、第7戦で3位、第8戦で2位表彰台を獲得。参戦初年度ながら、シリーズ総合チャンピオンに輝きました。
■ 初参戦ながら安定した走りでシリーズを制覇
Hitotsuyama with CORNES RACINGは、国内有数のレーシングチーム「Hitotsuyama Racing」と、輸入車ディーラー大手のコーンズ・モータース株式会社が共同で立ち上げたチームです。マシンは最新型の「Ferrari 296 GT3」を使用し、ブロンズドライバー・都筑晶裕選手と、シルバードライバー・川端伸太朗選手がコンビを組んで「GT3 Pro-Amクラス」に挑戦しました。
開幕戦から常に上位を走行し、第1~4戦で4戦連続表彰台を獲得。途中、トラブルによる一時的なポイントダウンはあったものの、安定したチームワークでシリーズ最終戦を迎えました。
「追う立場の方が気持ちは楽」と語った都筑選手の言葉通り、最終戦では集中した走りを見せ、両レースで見事な結果を収めました。
■ 変化する天候の中で見せた冷静な判断と粘り強さ
第7戦は、スタート直前に雨が降り始めた難しいコンディション。チームは瞬時にタイヤをレイン仕様に変更し、都筑選手がスタートを担当しました。序盤は4位をキープしながらも、雨量の変化によってタイヤ選択が勝負を分ける展開に。ピットイン後、川端選手にバトンタッチすると、一時トップに浮上しますが、路面が乾いてきたためスリックタイヤを選んだライバル勢に抜かれ、最終的に3位でフィニッシュ。それでも堅実な走りでシリーズ首位に返り咲きました。
続く第8戦はドライコンディションでの決勝。川端選手がスタートを担当し、序盤はリスクを抑えながら慎重な走行を展開。中盤で都筑選手に交代後、粘り強く順位を上げ、終盤には2位争いの混戦に突入しました。最終ラップ、前方のマシン同士が接触するアクシデントを冷静に避け、見事2位でチェッカーフラッグを受けます。この結果、Hitotsuyama with CORNES RACINGはシリーズ総合王者の座を獲得しました。
■ チームの結束とサポート体制が生んだ勝利
Hitotsuyama Racing代表の一ツ山亮次氏は、シーズンを振り返り次のようにコメントしています。
「Ferrari 296 GT3での参戦も初めてでしたが、ドライバー2人の安定した走りと、チーム全体の連携が非常に良く機能しました。平均点の高さが結果につながったと思います。」
TAKUMIモーターオイルは、国内外のモータースポーツ現場で培った潤滑技術を活かし、同チームのマシンパフォーマンスを支えてきました。過酷な環境下でも安定した油膜保持と温度管理性能を発揮し、Ferrari 296 GT3の高出力エンジンを最大限に引き出しました。
また、レースを通じて得られたフィードバックは、TAKUMIモーターオイルの製品開発にも活かされていきます。
■ 今後の展望
初参戦でのシリーズタイトル獲得という快挙を果たしたHitotsuyama with CORNES RACING。
都筑選手は「応援してくれた皆さんに感謝しています。次のシーズンではさらに高いレベルの走りをお見せできるよう準備を進めます」とコメントしました。
株式会社TAKUMIモーターオイルは、今後もモータースポーツの現場で挑戦するチームとともに、日本の走りの文化を支え、より高性能なオイル製品の開発を続けてまいります。
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