■ 初参戦のFDJ1本戦、岡山国際サーキットでの挑戦
2025年10月10日(金)〜12日(日)、岡山県美作市の岡山国際サーキットにて開催された「FORMULA DRIFT JAPAN Round.6」に、TAKUMIモーターオイルがサポートするAMC Racingの宇野弘基選手が参戦しました。
国内外から集まった50台の強豪が競うハイレベルな大会となる中、宇野選手は日産シルビア(S14)を駆り、予選通過を果たし決勝トーナメントへ進出。結果は31位となり、惜しくもBEST16の目標には届きませんでしたが、初のFDJ本戦で確実に存在感を示しました。
宇野選手はこれまでFDJ2クラスで経験を積み、今年からFDJ1へステップアップ。岡山国際は過去にも走行経験のある得意コースであり、熟知したライン取りと安定したマシンコントロールで予選を突破しました。初戦からトップカテゴリーでの戦いに臨んだ今回、TAKUMIモーターオイルの性能とチームの総合力が試される場でもありました。
■ 元FDJドライバーとの連携で実現した高精度セッティング
今回のレースでは、車両セッティング面にも新たな取り組みが行われました。サスペンションセッティングを、2017年FDJ岡山戦で2位入賞経験を持つ元ドライバーの一柳氏に委託。事前段階から綿密な調整を重ね、マシンはこれまでで最も安定した挙動を発揮しました。
また、宇野選手はトップドライバー・高橋和己選手との1回戦で、持てる技術を最大限に発揮。スタート直後から果敢な攻めを見せ、過去の大会で得た経験を元に、ドライバー同士のみに感じられる駆け引きを試すことができました。惜しくも僅差で敗れたものの、「トップ選手に対しても勝負できる」という手応えを得られる内容でした。
宇野選手は「FDJのトップレベルとの差を実感する一方で、確実に通用する部分も見つけることができた。次戦に向けてマシンの加速特性とリアトラクションをさらに詰めていきたい」とコメント。TAKUMIモーターオイルの性能が、安定したエンジン出力とドライバーのフィーリングを支えました。
■ 次戦へ向けて——挑戦を続けるドライバーとTAKUMIモーターオイルのサポート
決勝トーナメントでは惜しくも初戦敗退となったものの、FDJ初参戦で予選通過を果たした宇野選手。シリーズポイントを獲得し、次戦へとつながる貴重な経験を積み上げました。
「応援してくださった皆様の期待に結果で応えることはできませんでしたが、必ずこの経験を次へ生かします」と語る宇野選手の姿勢には、TAKUMIモーターオイルが掲げる“挑戦と進化”の精神が重なります。
株式会社TAKUMIモーターオイルは、これからもモータースポーツを通じて得られる技術的フィードバックを製品開発に活かし、挑戦を続けるドライバーたちをサポートしてまいります。
次戦でのさらなる飛躍にご期待ください。
”クルマ好きのカーライフを豊かに”
”愛車を守る品質。”