レース参戦概要と挑戦の意義
2025年11月16日、静岡県・富士スピードウェイで開催されたスーパー耐久シリーズ2025第7戦「S耐FINAL大感謝祭」。そのST-Xクラスにおいて、#101 Hitotsuyama Racingが駆る「Audi R8 LMS」で参戦しました。チームは、Aドライバーとして鈴木建自選手を据え、Bドライバーにジェームス・プル、Cドライバー小川颯太、Dドライバー猪爪杏奈という若手3人を加えた4人体制で長丁場の4時間レースに挑戦。7月の第5戦で2位表彰台を獲得した勢いを継ぎ、今季「3度目の表彰台」を狙っていたマシンでした。しかし、練習走行からクラッチ関連のトラブルが発生し、決勝を前に安定した走りを組めない状況となってしまったのです。身で愛車を整備する30~40代のクルマ/バイク愛好家にとって、このような「初動整備の不足=レース/走行に直結する」の構図は、まさに整備DIYの重要性を改めて示す教訓にもなります。

予選から決勝展開、整備と戦略のリアル
11月15日の予選では、鈴木選手が僅かの練習走行でベストラップ1分42秒395を記録。Bドライバーのプル選手も1分39秒189をマークしましたが、走路外走行によりそのタイムは抹消され、結果として合算5番手・決勝は総合6番手からスタートとなりました。決勝当日、スタート直後に7番手へとポジションを落としたものの、鈴木選手はじわりとペースを立て直し、Bドライバー小川選手へ交代。ここまでは実に流れが良く、「表彰台の可能性が視界に入る展開」だったのです。ところが、57周目に突如としてクラッチ制御センサーの異常が発覚。マシンはコースサイドに止まり、修復を試みたものの、レース続行を断念。実に悔しいリタイアとなりました。DIY整備派の皆様にも馴染み深い「センサー・制御系トラブル」が、プロの現場でも勝敗を左右するという事実。走行性能・戦略だけでなく、細部の整備や事前チェックが「勝ちにつながる整備」の要であることが改めて浮き彫りになりました。

今後への期待と当社製品のご案内
今回の結果を受けて、チームは「若手中心、GT3初挑戦の体制ながら、今年は2度の表彰台を獲得し、鈴木選手も『楽しい1年だった』と振り返っています。」とコメントしています。ただし、「あと一歩で表彰台」という流れからのリタイアだけに、来季への悔しさと挑戦意欲が強く滲んでいます。ここで、当社株式会社TAKUMIモーターオイルは、クルマ・バイクを趣味にし、自分でメンテナンスを楽しむ30〜40代の皆様に向けて、“勝ちにつながる整備”をサポートするべく製品提供を行っています。マシンが整えば、レースでも日常ドライブでも、安心・高性能な油膜と低摩擦があなたの走りを支えます。レース好き・整備好きの皆様、ぜひTAKMO(旧:TAKUMIモーターオイル)を通じて、「もう一歩先の走り」「もう一歩先の整備」を体感してみてください。来シーズン、当社も皆様とともに“もっと走る・もっと整備する”楽しさを広げていきたいと思います。
TAKMO(旧:TAKUMIモーターオイル)は、Hitotsuyama Racingの挑戦を通して、モータースポーツの魅力とクルマを愛するすべての人の情熱を応援していきます。

”クルマ好きのカーライフを豊かに”
”愛車を守る品質。”