過酷なプロ競技の世界で選手を”引っ張る”トーイングボートのエンジンを守り、高岩プロの活動をサポート。
ウェイクボードとTAKUMIモーターオイルをつなぐものとは?
まず最初に疑問に浮かぶことは、なぜモータオイルブランドの【TAKUMIモーターオイル】が、ウェイクボーダーの【高岩 汐音】(たかいわ しおん)選手のサポートをするのか?
一見無関係に見えるが、ウェイクボードには選手を”引っ張るボート”=トーイングボート(曳航用ボート)が必要になる。そう、高岩選手を引っ張るトーイングボートのエンジンには、TAKUMI製の船舶用マリンオイルが使用されているのだ。
ウェイクボードにおけるトーイングボートの役割は重大だ。ただ単にプレイヤーを引っ張るだけではなく、右に左に旋回することにより”曳き波”を発生させる。操船者はスピードと旋回角を調整することで、プレイヤーがジャンプしトリックを行うためのベストな波を発生させる必要があるのだ。当然ながらトーイングボートが故障などで動かなければ、ウェイクボードは成立しない。そのため、プロとして活動していく上で、恒常的なボートのメンテナンスは非常に重要となる。
日々のメンテナンスも重要なスキル
高岩選手のトーイングボートにはGM製の350馬力のハイパワーエンジンが搭載されているが、基本的にボートには、自動車で言うトランスミッションが装備されていない。つまり自動車に例えるなら、常に1速で全開走行している状態だと言う。また、海上(水上)は湿度が高く、エンジンが吸入する空気には多くの水分が含まれており、エンジンの使用環境としては陸上以上に過酷な環境となる。更に競技の特性として、トーイングボートは全開航行からのストップ&ゴーを数時間にわたり繰り返すことになる。
愛艇のエンジンオイルはTAKUMIモーターオイルを選択
このような使用環境に目を付けたのが、過酷な環境における研究開発を好むTAKUMIモーターオイル開発陣だ。自動車用エンジンオイルの開発現場として、スーパーGTやスーパー耐久レースを活用しているのは周知の事実だが、船舶用マリンオイルの開発現場を模索していたところ、高岩汐音選手の父、高岩正人氏からエンジンオイルの相談を受けたのだ。TAKUMIモーターオイル代表の古賀氏は、「世界一を目指す高岩父子の人柄と、その想いに感銘を受けすぐにスポンサー契約を結び、活動を応援することにしました」と話す。
親子で実現した世界チャンピオン
自身もプロウェイクボーダーであった父の正人氏は、ウェイクボードとトランポリンスクールである「Garden Wake & Surf」(埼玉県川口市)を経営しつつ、幼少期から汐音選手の師として共にトレーニングに励んで来た。トランポリンスクールの運営も、空中でのバランス感覚やインナーマッスルの強化など、ウェイクボーダーに必要な筋肉や体幹を作り上げるためだと言うから、その徹底ぶりに驚かされる。一般の人なら15分程度が限界だというウェイクボードだが、汐音選手は1時間以上もトレーニングを続けることが出来ると言うから驚きだ。近年はその親子の努力が実を結んでいる。