2021 第6戦~2021 AUTOBACS SUPER GT Round6 AUTOPOLIS~
予選
決勝
決勝当日の10月24日、オートポリスの上空は雲に覆われました。決勝直前の気温は16℃、路面温度は19℃で、前日の予選に比べて路面温度が7℃低い状況。タイヤへの影響が心配されるなか、午後1時30分、2周にわたるフォーメーションラップののちに、300kmにおよぶ戦いの火蓋が切られました。
今回のスタートは川端が担当。きっちりとローリングスタートを決めた川端はオープニングラップでポジションをひとつ上げ、10番手でホームストレートに戻ってきました。
その後、FCYや2度のセーフティカー導入など、荒れた展開になった前半を川端は着実に走りきり、29周を終えたところで篠原にマシンを託します。その際のピットストップでは、フロントタイヤに対してリヤタイヤの消耗が目立つことからリヤ2本だけを交換。この作戦が功を奏して、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは実質8位のポジションでコースに復帰。今季、初入賞が見えてきました。
ところが終盤、リヤタイヤの消耗が激しく、グリップが大幅に低下。「コース上に留まるのが精いっぱいだった」という篠原はタイムを落としながらも懸命に周回を重ねますが、49周目にはポイント圏外の11位にポジションダウン。最終的には15位となりましたが、なんとかトップと同一周回でレースを終えることができました。
ドライバー 川端伸太朗のコメント
ドライバー 篠原拓郎のコメント
チームとしての予選結果は悪くありませんでしたが、個人的にはもっと上が見えていて、可能性を感じていた部分もあったので、とにかく悔しい思いです。決勝レースは走り出しは良かったのですが、後半はリアタイヤのグリップがきびしくて、コースにとどまっているのが精一杯な状況でした。このあたりをしっかりと対策することができれば、次のもてぎではポイントが狙えると思います。