2024年開幕戦〜Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4がデビュー戦で6位フィニッシュ

2024年開幕戦〜Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4がデビュー戦で6位フィニッシュ

Hitotsuyama Racingは、2024年4月20日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されたENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第1戦「SUGOスーパー耐久4時間レース」のST-Zクラスに参戦しました。

マシンをMercedes-AMG GT4に変更して臨んだ2024シーズンの開幕戦は、決勝スタート直後にライバルと軽い接触があったものの、その後はマシントラブルやアクシデントに見舞われることなく、各ドライバーがしっかりと周回を重ねた結果、6位完走をレースを終えることができました。

公式予選

2022年の第2戦からスーパー耐久にシリーズ参戦しているHitotsuyama Racingは、マシンをこれまでのAudi R8 LMS GT4からMercedes-AMG GT4に変更し、引き続きST-Zクラスでシリーズチャンピオンを狙います。

ドライバーは、Aドライバーの山脇大輔とBドライバーのショーン・ウォーキンショーが昨シーズンから継続する一方、Cドライバーはイギリス系マレーシア人で、British F3 Championshipなどで輝かしい戦績を残してきた24歳のジェームス・プルを起用。また、Dドライバーとして、かつてSUPER GTをHitotsuyama Racingとともに戦い、Mercedes-AMG GT4の経験も豊富な川端伸太朗が加入しました。さらに、第2戦の富士SUPER TEC 24時間レースには、全日本ラリー選手権やKYOJO CUPで活躍する女性ドライバーの平川真子がEドライバーとして加わります。

開幕戦のSUGOは、クラスにより2つのグループに分けられ、ST-Zクラスに加えてST-1/ST-5/ST-Q(一部)を含むグループ2が、4月20日に予選と決勝を行いました。この日は朝方こそ雲が多かったものの、次第に青空が広がりはじめ、一日をとおしてドライコンディションに恵まれました。さっそく8時25分にはAドライバーの予選がスタート。山脇は計測3周目からペースを上げ、4周目には1分30秒908、5周目には自己ベストを更新する1分30秒484をマークし、これがクラス10番手のタイムになりました。

Bドライバーの予選は、今シーズンからノックアウト方式が採用されたことにより、6位以上がAグループ、7位以下がBグループでそれぞれタイムアタックを行い、Aグループのタイム順に1位から6位、Bグループのタイム順に7位以下が決まります。ウォーキンショーは9時29分からのQ2-Bグループに参加。計測3周目にマークした1分27秒517がグループ3番手となり、クラス9番手からのスタートが確定しました。

そのあと、C/Dドライバーによる予選が行われ、プルが1分29秒146、川端が1分29秒122をマークして、予選通過基準タイムを余裕でクリアしています。

決勝

予選と決勝を1日で行う今回は、予選終了から2時間ほどでスターティンググリッドへの試走が始まり、12時42分にはローリングスタートにより決勝レースの戦いの火蓋が切られました。2回のドライバー交替が義務づけられる決勝は、第1スティントを山脇が担当。スタート直後にライバルと軽い接触があったものの、さいわいマシンには走行に影響するようなダメージはなく、山脇はそのまま周回を重ねていきます。前半こそラップタイムに多少のばらつきがあった山脇でしたが、スティントの途中からは1分32秒付近のタイムを連発し、安定した走りを見せます。Aドライバーに義務づけられる60分の規定走行時間を超え、39周を終えたところでピットへ向かった山脇は、ウォーキンショーにHitotsuyama Mercedes-AMG GT4を託しました。

ピットでは給油のみを行い、タイヤ無交換でマシンをコースに送り出します。ウォーキンショーはときおり1分30秒台に入る走りで上位勢との差を縮めていきます。45周目には10位、62周目には9位にポジションを上げ、ここから8番手との差を詰めていこうという矢先に、クラス5番手を走る#20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Zが最終コーナーの外側でストップ。マシンを回収するためにセーフティカーが導入されます。チームはこの間にタイヤ交換と給油を実施することで、2回目のドライバー交替時、ピット作業時間を短くする作戦に出ます。

セーフティカーランが終わった時点で9番手の#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4は、先行していた#555 REVISION AMG GT4をオーバーテイクする一方、上位を走る#25 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4と#885 シェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVOがマシントラブルで順位を落としたことから、78周目に6位に浮上しました。

106周を終えたところで、プルにドライバー交替。この際、タイヤは交換せず、給油量も少なめとすることで素早くマシンをコースに復帰させます。プルは1分30秒から1分32秒の速いペースで5番手を走る#22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CSに迫っていき、交替直後には約80秒あった差を、残り46周で47秒まで縮めました。残念ながらポジションを上げることはできませんでしたが、Mercedes-AMG GT4はノートラブルで、初戦を6位で終えることができました。

実戦を通じて、Mercedes-AMG GT4のバランスの高さや燃費の良さを確認できたチームは、次の第2戦富士SUPER TEC 24時間レースでの上位フィニッシュを確信。富士の24時間レースは過去2回とも表彰台を獲得しているだけに、次こそは優勝を手に入れるべく準備を進めていくつもりですので、引き続きHitotsuyama Racingへの応援をよろしくお願いいたします!

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