第3戦〜終盤に怒涛の追い上げをみせ、今季ベストの4位入賞
Hitotsuyama Racingは、2024年7月27日~28日に大分県のオートポリスで開催されたENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE『第3戦 スーパー耐久レース in オートポリス』のST-Zクラスに参戦し、今季最上位となる4位入賞を果たしました。
公式予選
決勝
朝から青空が広がったオートポリスは、決勝日も気温が上昇し真夏のコンディションでレーススタートを迎えました。予想以上の暑さということもあってか、スタート前のグリッドでトラブルを修復しようと試みる車両も何台かおり、暑さへの対応など懸念事項もある中で、5時間レースが始まりました。
11時04分ごろにグリーンシグナルが点灯し、決勝が始まります。総合16番グリッドからスタートしたHitotsuyama Mercedes-AMG GT4は、山脇がスタートを担当。序盤からライバルと接近戦のバトルを繰り広げました。
なんとか前のマシンに食らいつこうとする山脇は、スタートから40分が経過した20周目の時点でクラス10番手を走行。その後、レース開始から1時間が経過するところで他車のアクシデントが発生し、セーフティカーが導入されました。これにより、ライバルとの差を一気に縮めることができました。
このセーフティカー中に1回目のピットストップを済ませ、山脇からプルに交代。12時24分にレースが再開されると、48周目にクラス7番手に浮上しました。
プルは順調なペースで42周を走破し、開始から3時間手前の78周目にピットイン。ここでウォーキンショーがマシンに乗り込みます。レース後半で暑さも厳しい時間帯でしたが、ウォーキンショーはトップと変わらぬ良いペースで周回し、他車が先にピットインしている間に順位を上げて、一時はクラス4番手を走行しました。
ゴールまで残り50分を切った117周目に3度目のピットストップを敢行。川端がアンカーを務めます。クラス5番手でコースに復帰したHitotsuyama Mercedes-AMG GT4はレース最終盤でさらにペースアップ。前のマシンとの差を縮めていき、チェッカーまで残り15分を切った138周目に1台をオーバーテイクして4番手に浮上します。
川端は、そのままの勢いで表彰台圏内を走るライバルとの差を縮めていきますが、逆転は叶わず。それでも今季の最上位となる4位でレースを終えました。
今回は後方からのスタートとなりましたが、チーム全員で追い上げて掴み取った4位入賞という結果に、ドライバーやチームスタッフたちは満面の笑みを見せていました。
次戦は9月7日にモビリティリゾートもてぎで第4戦を迎えます。引き続き応援をよろしくお願いいたします!