エンジンオイル選びの悩みと新しい選択肢
自動車を所有し、運転を愛する皆様にとって、エンジンオイル選びは非常に奥深いテーマと言えるかもしれません。「なかなか自分の車に合うオイル粘度やフィーリングが見つからない」「走行距離が伸びてきて、現在の粘度では少し不安を感じるようになってきた」といった悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちTAKMOカープロテクションズは、”クルマ好きのカーライフを豊かに ”という理念のもと、良心的な価格と高品質な製品を通じて、皆様の期待に応えることを目指しております。同時に、”愛車を守る品質。”を追求し、日々製品開発に取り組んでおります。

エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑、冷却、密封、清浄、防錆など、非常に多くの重要な役割を担っています。しかし、市販されているエンジンオイルの粘度は規格化されており、必ずしもすべての車両状態や運転環境に完璧に合致するとは限らないという考え方があります。そこで今回ご紹介するのが、エンジンオイルの粘度を調整し、性能の向上や回復をサポートする添加剤「F.P.B(ファイブ・ポイント・ブースター)」です。この記事では、F.P.Bの特徴や具体的な使い方、そして使用上の注意点について詳しく解説してまいります。

エンジンオイルの「粘度」の基本
エンジンオイルの容器には「5W-30」や「10W-40」といった表記が必ず記載されています。これはSAE(アメリカ自動車技術者協会)が定めた粘度分類であり、エンジンオイルの硬さや柔らかさを示す指標です。この数字の意味を正しく理解することが、愛車に最適なオイル選びの第一歩となります。
低温側と高温側の数字の意味
ハイフンを挟んで左側の「5W」などの数字は、低温側(Winter)の粘度を示しています。この数字が小さいほど、気温が低い環境下でもオイルが柔らかく保たれ、エンジン始動時の負荷を軽減できると考えられています。日本の一般的な気候であれば、多くの乗用車において0Wや5Wといった数値が推奨される傾向にあります。

一方、右側の「30」などの数字は、高温側(100℃における動粘度など)の粘度を示しています。エンジンが十分に暖まった状態や、高回転で連続走行する際のオイルの油膜保持能力に関わる重要な数値です。この数字が大きいほど高温時でも硬さを維持し、過酷な条件下でもエンジン内部の金属部品同士の接触を防ぐ効果が期待できます。
しかし、粘度が高すぎるとエンジンの回転抵抗となり、レスポンスが重く感じられる場合もあります。ご自身の車に最適な粘度を見つけるための詳しい情報は、以下の関連記事をぜひご参照ください。
関連記事:粘度の選び方
関連記事:粘度指数の完全ガイド
F.P.B(ファイブ・ポイント・ブースター)とは?
TAKMOカープロテクションズが開発した「F.P.B(ファイブ・ポイント・ブースター)」は、4サイクルガソリンエンジンおよびディーゼルエンジン用のエンジンオイル性能向上添加剤(粘度調整添加剤)です。容量は1本あたり300mlとなっており、「劣化したオイルの性能向上&回復を。劣化した粘度の機能回復&エンジン保護力を増強」というコンセプトのもと開発されました。
TAKMO ファイブポイントブースター
粘度を約5ポイント増強するメカニズム
最大の特徴は、ベースとなるエンジンオイルに添加することで、SAE粘度を約5ポイント増強する効果が期待できる点にあります。この添加剤は、主に2つのシーンで活用することができます。
1つ目は、新品のエンジンオイルに添加する方法です。例えば、少しだけ粘度を上げてエンジンを保護したいと考えた場合、市販のオイルでは一気に一段階上の硬いオイルへ変更しなければならないケースがあります。しかし、新品オイルにF.P.Bを添加することで、極端な粘度変化を避けつつ、きめ細かな調整ができるかもしれません。
2つ目は、使用中のエンジンオイルに添加する方法です。エンジンオイルは、走行を重ねることで熱や機械的なせん断を受け、徐々に粘度が低下していく性質があります。粘度が低下したオイルにF.P.Bを添加することで、劣化した粘度の機能回復をさせる効果があると言われています。
製品のさらに詳しい情報については、以下のページをご覧ください。
F.P.Bの商品ページはこちら
関連記事:TAKMO添加剤シリーズの紹介
F.P.Bの具体的な使い方
ここからは、F.P.Bの使い方について解説します。目的に合わせて2つのパターンに分けてご紹介しますので、状況に合わせてご活用ください。
パターン1:新品のエンジンオイルに添加する場合
オイル交換のタイミングに合わせて、あらかじめ好みの粘度に調整したい場合の手順です。
- 通常のエンジンオイル交換作業を行います。古いオイルを抜き取り、必要に応じてオイルフィルターも交換します。
- 新しいエンジンオイルを規定量より少し少なめに注入します。F.P.Bは、エンジンオイル4〜4.5Lを目安に1本(300ml)を使用するように設計されています。
- F.P.Bをよく振ってから、エンジンオイル注入口に1本すべてを注入します。
- オイルレベルゲージを確認し、適正量の範囲内に収まっているかを確認します。
- エンジンを始動させます。添加後はすぐに走行可能ですが、オイルと添加剤をエンジン内部でしっかりと循環させるため、5分程度は低速走行を行うことを推奨いたします。
パターン2:使用中のエンジンオイルに添加する場合
次回のオイル交換までに期間があるものの、サーキット走行などの過酷な走行を控えており、オイルの粘度低下が気になっている場合の使い方です。公式ページでも案内されている使用方法となります。
- 現在のエンジンオイル量が、上限(MAX)を超えていないかレベルゲージで確認します。F.P.Bの容量300mlが追加されても、適正範囲内に収まる余裕があることが重要です。
- F.P.Bをよく振ってから、エンジンオイル注入口から注入します。
- オイルレベルゲージを再度確認し、油量が適正であることを確認します。
- エンジンを始動し、すぐの全開走行は避け、5分程度は低速走行を行って成分を馴染ませます。これにより、使用で低下してしまったオイルの粘度回復が期待できます。過酷な条件下でのエンジン保護を念頭に置いた使い方と言えます。
使用上の注意点と確認事項
F.P.Bを安全かつ効果的にご使用いただくために、いくつかの重要な注意事項がございます。以下のポイントを必ずご確認ください。
・本製品はエンジンオイル用の添加剤です。燃料添加剤ではありませんので、給油口には絶対に注入しないでください。
・エンジンオイル4〜4.5Lへの添加を基準に設計されています。規定量を大きく外れる使用はお控えください。
・走行直後など、エンジンやオイルが高温になっている状態での注入時は、火傷などに十分注意して作業を行ってください。
・極端に冷やすと成分が固まる場合があります。冬季などは常温に戻してからご使用ください。
・2サイクルエンジンには使用できません。
・湿式クラッチのバイクにも使用可能です。

オイルの粘度を変更する際、最も優先すべきは、自動車メーカーが発行している「取扱説明書」に記載された指定粘度です。粘度を過度に上げると、エンジンの回転抵抗が増し、予期せぬ影響を与える可能性もあります。粘度を変更する場合は、ご自身の車種と使用条件をしっかりと確認した上でご判断ください。
また、使用量や使い方の詳細は、製品パッケージの表示および公式サイトの商品ページでもご確認いただけます。ご自身の車に適合するかどうか不安な場合は、専門スタッフへお気軽にご相談ください。
お問い合わせ(オイル・添加剤の適合)はこちら
ベースとなるエンジンオイル選び
F.P.Bの効果を引き出すためには、ベースとなるエンジンオイル自体の品質も重要です。TAKMOカープロテクションズでは、多様なニーズに応える化学合成油をラインナップしております。ここでは、F.P.Bとの組み合わせにも適した2つのシリーズをご紹介します。
関連記事:エンジンオイルの交換時期について
HIGH QUALITYシリーズ
TAKMOカープロテクションズのスタンダードモデルでありながら、非常に高い品質を誇る化学合成油のシリーズです。日常の街乗りから長距離ドライブまで、幅広いシチュエーションでエンジンを保護します。F.P.Bを添加するベースオイルとしても扱いやすく、多くの方におすすめできるシリーズです。
X-TREMEシリーズ
スポーツ走行やサーキットでの過酷な使用を想定して開発された、高い性能を追求した化学合成油のシリーズです。高温・高負荷という状態においても油膜を維持し、エンジン保護力を高める設計となっています。このシリーズにF.P.Bを組み合わせることで、さらに過酷な条件に合わせて粘度を微調整するという使い方も選択肢の一つとなります。
まとめとF.P.Bのご購入方法
エンジンオイルの粘度調整というアプローチを可能にする添加剤「F.P.B」。なかなか理想のフィーリングに出会えない方や、走行状況に合わせてオイルをカスタマイズしたい方にとって、新しい選択肢となるかもしれません。新品オイルへの添加で粘度を増強し、使用中のオイルへの添加で粘度を回復させる効果が期待できるこの製品を、ぜひ皆様のカーライフにお役立てください。
F.P.Bは、TAKMOカープロテクションズの公式通販サイトからお求めいただけます。
F.P.B 300ml 1本(公式通販)はこちら
F.P.B 300ml 2本セット(公式通販)はこちら

また、トヨタ系のカー用品店であるジェームスの全国約90店舗でも、F.P.BをはじめとするTAKMOカープロテクションズの各種添加剤が販売されております。お近くの店舗で実物をご覧いただき、お買い求めいただくことも可能です。詳しい取扱店舗の情報につきましては、以下の関連記事をご覧ください。
関連記事:ジェームスでの添加剤の取扱いについて
「TAKUMI(伝統の技術)」から「Modernization(近代化)」へ。
私たちの新たなブランドキャッチコピーである「Car Protections(カープロテクションズ)」は、モーターオイルというエンジンの内部保護から、今回発売した「Premium Glass Coat」によるボディの外部保護まで、愛車をトータルで守り抜くという決意の表れです。

あなたの大切な愛車に、次のステージの安心を。ぜひ、新生TAKMOの次世代品質をお試しください。
あなたの愛車に最適なオイルを見つけませんか?
「私の車、この走行距離ならどの性状を重視すべき?」
そんな疑問があれば、ぜひTAKMO公式サイトからお気軽にお問い合わせください。
開発チームが、あなたの車種と走行スタイルに合わせた「究極の1缶」をアドバイスします。
TAKMO(旧TAKUMIモーターオイル)では、レース用から街乗り用、旧車用まで豊富なラインナップで、お客様の好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを各種取り揃えています。
【ラインナップの一部をご紹介】
MICRO TITANIUM MELT(マイクロチタン)シリーズ
5W-30/5W-40/10W-55/15W-60
マイクロチタンシリーズは、高品質なベースオイル贅沢に使用し、スポーツ走行からサーキット走行まで耐えうる性能を与えられています。そこに更にマイクロチタン技術によるエンジン保護性能をプラスし、耐久性の向上をも達成。
そのフィーリングは、日常のドライブから長距離クルージングまで、エンジンの「上質さ」を極限まで高め「究極のしなやかさ」を目指したオイルです。高性能エンジンオイル+マイクロチタンによる潤滑性能とエンジン内部クリーニング作用をプラス。愛車を気持ちよく、長く乗りたいユーザー様やハイスペックなお車にお乗りのユーザー様に最適なエンジンオイルです。
X-TREMEシリーズ(高粘度エンジンオイル)
0W-40/5W-50/10W-40/10W-60
高回転を多用する乗り方、スポーツカーでサーキットを攻める!という方は、燃費よりもパワーが出せ、かつエンジン潤滑保護力が高い高粘度エンジンオイルがお勧めです。ハイパワー車、高性能車、サーキット走行に求められる「極限の純粋な力」追求したモデル。
愛車本来のエンジンパフォーマンスを発揮したい方に最適です。省燃費性能や強い清浄作用をお求めの方には不向きです。
高粘度というのも、あくまでSAE粘度10~20番アップが限界だと考えてください。それ以上の硬いオイルを使用するとオイルの粘度にエンジンパワーが負けてしまい、エンジン回転数の上昇が遅くなりクルマが重く感じるようになります。
5W-30 → 5W-50 or 10W-40 or 10W-50
もちろん、チューニングを施して、エンジンパワーを上げている車両はこの限りではありません。
0W-16/0W-20/0W-30 (低粘度エンジンオイル)
燃費を重視する乗り方や、始動性が気になる方、国産の高年式スポーツカー(メーカー指定粘度が0W-16/0W-20/0W-30)にお乗りの方は、こちらの低粘度エンジンオイルであるHYBRIDシリーズがお勧めになります。
新型車はぞくぞくと0W-20の粘度指定が増えています。0W-16や0W-20で物足りなさや低粘度すぎる!と感じられる方には、0W-30がお勧めとなります。
ちなみに、HYBRID(ハイブリッド)と言うネーミングですが、ハイブリッド車用と言う訳ではなく、2種類のベースオイル(Gr.3+Gr.4)にハイブリッド処理を行い、製品化したことから名付けられました。ハイブリッド車以外にも使用できます。
また、アメリカ石油協会が認証する世界的なエンジンオイル規格である【API規格】を正式に取得しており、安心してご使用になれます。
HIGH QUALITYシリーズ(中粘度エンジンオイル)
5W-20/5W-30/5W-40/10W-40
普段は街乗りでサーキットには行かないけど、たまにアクセル多めに踏むよ、という方で、コスパの良い高品質な「万能スペック」エンジンオイルを使いたい!というユーザー様へ最適なエンジンオイルです。
エンジンオイルに求められる性能をバランスよく配合しており、粘度ラインナップも豊富なため、ご自身のおクルマに最適な選択が可能です。
HYBRIDシリーズ同様に、アメリカ石油協会が認証する世界的なエンジンオイル規格である【API規格】を正式に取得しており、安心してご使用になれます。
当社の主力製品でもあります。
「解説は読んだけど、やっぱり自分で選択するのは不安だ…!」という方へ!
TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では皆さまに合ったオイルや添加剤に関するアドバイスを受け付けております。
こちらのリンク【適正オイルのご質問】よりお気軽にお問合せください。
TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では、高性能ギアオイルもご用意しております。
他にも更に
”愛車を守る品質。” の各種添加剤をラインナップ。エンジンオイルや燃料に添加剤を使用することで、ご自身の好みや目的に合わせてエンジンオイルをチューニングすることが可能です。DIYでのクルマいじりの楽しみも増えます。
TAKMOでは、2輪バイク用のオイルも人気。JASO(日本自動車技術会)が定めた4サイクル二輪車用エンジンオイルの規格であるMA2規格を正式認証しています。マニュアルトランスミッションの2輪バイクに採用される湿式クラッチ搭載車に適しており、高性能な【MA2規格】と一般向けの【MA規格】に分類されますが、TAKMOではより高性能な【MA2規格】を採用しています。
粘度ラインナップはカブなどの小型バイク用に「GP RIDER 5W-30」、中型~大型バイクのツーリング用途に「GP PREMIUM 10W-40」、中型~大型バイクのスポーツ走行向けに「GP RACING 10W-50」をご用意しています。TAKMOは、あらゆるライディングシーンに応えていきます。
あなたの愛車に最適なオイルを見つけませんか?
「私の車、この走行距離ならどの性状を重視すべき?」
そんな疑問があれば、ぜひTAKMO公式サイトからお気軽にお問い合わせください。
開発チームが、あなたの車種と走行スタイルに合わせた「究極の1缶」をアドバイスします。










