サーキットで勝つ二輪オイル!GP RACINGの工学的優位性

サーキット走行における4ストローク二輪エンジンの物理的・化学的過酷さ

モーターサイクルによるサーキット走行は、マシンのポテンシャルを極限まで引き出すエキサイティングな瞬間であると同時に、心臓部であるパワーユニットに対して一般公道ではおよそ考えられないレベルの強烈な物理的・熱的ストレスを与えるシビアコンディションの極致です。特に、現代のハイパフォーマンスな4ストローク二輪エンジンは、リッターあたり150馬力を遥かに超える高出力特性を誇り、アクセルを全開にしたスポーツライディング時には、タコメーターの針が毎分1万回転から1万5000回転以上という驚異的な超高回転域へ日常的に到達します。このような限界状況下において、シリンダー内部やクランクケース内では、流体潤滑理論や熱力学の法則に基づく過酷な現象が連続して発生しており、これらに完全に適合する超高性能なエンジンオイルの存在なくしては、本来のエンジンパワーを安全に引き出すことも、マシンのポテンシャルを維持することも不可能です。

超高回転域がもたらす流体潤滑膜への機械的剪断応力

機械力学的な観点から高回転時のエンジン内部を分析すると、ピストンスピードの急激な上昇にともない、ピストンリングとシリンダー内壁の摺動面(コンポーネント間)には、ナノメートル単位の極めて薄い油膜を強烈に引き裂こうとする「機械的剪断(せんだん)ストレス」が加わります。流体潤滑の法則において、オイルの動粘度は温度と剪断速度の関数であり、毎分1万回転を超える環境下では、一般的なオイルに配合されている粘度指数向上剤(ポリマー分子)の化学結合が物理的に断ち切られ、動粘度が急激に低下する「永久剪断粘度低下」を引き起こしやすくなります。油膜が薄格化して物理的な限界を超えると、金属同士が直接接触する境界潤滑領域へと移行し、シリンダー壁面のカジリやピストンリングの異常摩耗、最悪の場合はクランクベアリング(メタル軸受)の焼き付きといった致命的な機械的破損を招く危険性が跳ね上がります。

120℃を超える超高温環境とベースオイルの熱酸化劣化メカニズム

さらに、熱力学的なアプローチとして過酷なのが、シリンダー内部の爆発燃焼熱と高速摺動摩擦によって発生する猛烈な熱負荷です。サーキットでの全開走行を継続すると、クランクケース内の全体油温は容易に100℃を超え、局所的なピストン裏面やピストンリング周辺の油温は120℃から150℃以上の超過酷な領域に達します。化学的な視点から見ると、オイルは高温環境下で空気中の酸素と激しく反応し、熱酸化劣化(酸化)を急激に進行させます。ベースオイルの分子構造が熱によって破壊されると、オイル自体の潤滑性が失われるだけでなく、燃焼不純物と結合して強烈なスラッジやピストン周辺への炭化物(デポジット)の堆積を招きます。これにより、ピストンリングの固着や圧縮比の低下、さらには排熱効率の著しい悪化を引き起こし、エンジンの出力レスポンスを劇的にスポイルすることになります。

 

エンジン・クラッチ・トランスミッション三位一体潤滑の工学的難題

二輪車特有の工学的構造として、最も潤滑マネジメントを難しくさせているのが「エンジン、湿式多板クラッチ、トランスミッションギヤ」の3つの異なる機構を、ひとつの同じクランクケース内で、たった一種類のエンジンオイルによって同時に潤滑・保護しなければならないという三位一体の潤滑特性です。四輪車であればそれぞれ専用の独立したオイル(エンジンオイル、ミッションオイル)を使用できますが、多くの二輪車ではこれを共有します。

トランスミッション内部のヘリカルギヤやスパーギヤの噛み合い面(高面圧接触部)では、非常に強い接触荷重が加わり、オイル分子を物理的に押し潰してすり潰そうとする強烈な極圧応力(剪断負荷)が常に発生します。同時に、湿式多板クラッチの動力伝達面においては、クラッチ板の滑りを防止するために適切な摩擦係数(動摩擦係数)を維持しなければなりません。四輪用の省燃費オイルのように摩擦調整剤(フリクションモディファイア)を過剰に添加すると、クラッチ板が滑ってパワー伝達ロス(パワーレスポンスの悪化)に繋がりますが、逆に添加剤が不足すると、高負荷がかかるギヤの摩耗を抑えられなくなります。この相反する物理的要求を高度なケミカルバランスによって完璧に満たすことこそが、二輪専用サーキットオイルに課せられた絶対的な使命なのです。

サーキットの過酷な全開走行でエンジンオイルに絶対要求される4大性能指標

  • 卓越した高温安定性:油温が120℃以上の領域に達しても、熱酸化劣化を起こさず、強靭な油膜の厚みをピストン摺動面でがっちりキープできる分子結合強度。
  • 無類のせん断安定性:ミッションギヤの激しい噛み合いや、毎分1万回転を超える超高回転域のピストン往復運動に晒されても、ポリマーが物理的に破壊されず粘度低下を完璧に防ぐ耐性。
  • シフトフィールの安定持続:連続する周回を重ね、過酷な熱と圧力が加わり続けても、スロットルワークに呼応した軽快で確実なシフト操作(引っかかりの低減)を最後まで維持できること。
  • 俊敏なスロットルレスポンス性:高粘度仕様でありながらも、流体フリクションロスを最小限に抑え、ライダーの微妙な右手の動き(スロットル操作)に瞬時に反応する鋭いレスポンス。

GP RACING 10W-50の分子設計とサーキットでのメリット

サーキットでの全開走行を心から楽しみ、コンマ一秒のタイムを削っていく過酷なモータースポーツシーンを支えるために開発されたのが、TAKMO(タクモ)カープロテクションズの最高峰二輪テクノロジーが投入された「GP RACING 10W-50」です。このオイルは、自動車工学および添加剤化学の粋を集め、過酷なサーキット環境下で求められるすべての要件を高次元でクリアするために、ゼロから分子設計されたハイパフォーマンス専用オイルです。ベースオイルには、高度な精製・化学合成プロセスを経て不純物を徹底的に排除し、分子構造が均一に整えられた高品質な100パーセント化学合成油を贅沢に使用。熱分解耐性が非常に強いため、大排気量マルチシリンダーや高回転型スーパースポーツマシンの過酷なシリンダー内部をがっちり保護します。

高粘度化学合成ベースオイルの採用による熱ダレと油膜切れの完璧なシャットアウト

GP RACING 10W-50の最大の強みは、SAE粘度指数における高温側粘度”50番”という強靭な高粘度仕様にあります。流体潤滑理論において、油膜の厚みは動粘度特性に直結します。120℃を超えるような極限のサーキット環境下でも、この50番という高い動粘度プロファイルが物理的なセーフティマージンとなり、薄くありながら絶対に破断しない強靭な油膜をクランクベアリングやコンロッドメタル、ピストンリング摺動面に形成します。熱ダレによる油圧低下や金属の直接接触を物理的に完璧にシャットアウトし、パワーロスを最小限に抑制しながら、エンジンの静粛性を長期間維持。周回を重ねても揺るぎない、最高峰のエンジン保護能力を誇ります。

独自の添加剤処方がもたらす卓越したシフトフィールと確実なクラッチミート

二輪専用として特別に開発された独自の摩擦低減・極圧添加剤パッケージの採用により、ギヤの噛み合い面にかかる強大な面圧を優しくいなし、シフト操作時の引っかかり感を劇的に低減。周回の最後まで「スコスコと確実に気持ちよくシフトが繋がる」という、ライダーのメンタルを支える卓越したシフトフィールの安定性を結実させました。同時に、湿式多板クラッチの滑りを防止する特性(JASO MA規格相当の動摩擦特性)を厳格にクリアしているため、ハイパワーマシンの強烈な立ち上がりトルクをクラッチ板で確実に受け止め、無駄のないダイレクトなトラクションとシャープなレスポンス性を提供。ドライバーへダイレクトなフィードバックをもたらし、走る喜びを倍増させます。

10W-50というSAE粘度グレードが持つ日常からサーキットまでの万能性

低温側粘度特性「10W」を確保することで、冬場の冷間始動時におけるクランキング負荷を減らし、精密な動弁系やピストン周辺へ速やかにオイルを巡らせる優れた始動性を保持。これにより、週末のサーキットアタック時だけでなく、平日の街乗り、買い物、ストップ&ゴーの多い通勤、長距離ツーリングといった日常使いにいたるまで、幅広く対応できる抜群の万能性を備えています。過酷な条件下で全開走行を続ける多くのユーザーからも、「熱ダレしにくく、長時間の連続走行でも最後まで安心して全開走行を楽しめる」「走行後半になっても不快なバイブレーションが出ず、静粛性と軽快なシフト操作が全く変わらない」と、絶対的な信頼を寄せられている逸品です。

走行シーンと車両コンディションに応じたTAKMO潤滑油の論理的選定法

自動車工学および流体潤滑理論において、常にひとつの同じ動粘度のエンジンオイルがあらゆる条件でベストになることはあり得ません。マシンの排気量、エンジン特性(過給器の有無や高回転型NA)、総走行距離による内部クリアランスの変化、そして外気温などの環境要因(特に近年の日本の厳しい夏の酷暑環境)を論理的に分析し、走行コンディションに合わせて最適な粘度コントロールを行うことこそが、愛車を長寿命化させ、その潜在ポテンシャルを100パーセント引き出すための最大の鍵となります。TAKMO(タクモ)カープロテクションズでは、多様なドライビングスタイルやコンディションに完璧に適合させるため、明確な独自の工学思想に基づいたバリエーション豊かな高性能製品ラインアップを構築しています。

シリーズ名 粘度/容量 工学的アプローチ・主な適合シーン
GP RACING(GPレーシング) 10W-50 本格的なサーキット走行、タイムアタック、過酷な限界連続高負荷走行。超強靭なせん断安定性を誇る完全レーシングスペック。
GP TOURING(GPツーリング) 10W-40 主に400cc以上の中型~大型バイク用オイル。粘度低下を抑え清浄分散性能を高める処方により、中~長距離ツーリングに最適。
GP RIDER(GPライダー) 5W-30 メーカー指定粘度が5W-30の中型~大型バイクや、カブなどの小型バイクに最適。低い粘性フリクションにより、流体引きずり抵抗を極限まで低減させて抜群の低燃費と軽いふけ上がりを実現。
S.E.C(スマート・エンジン・クリーン) 300ml エンジンオイル交換時に使用することで、エンジン内部を清浄に保つ添加剤。4サイクルエンジン用であれば自動車、バイクともに使用可能。
F.S.R(ガソリン燃料添加剤) 300ml ガソリン燃料添加剤。燃料タンク内部や燃料系統、インジェクターノズル等に付着した汚れを落とすことで本来のエンジン性能を引き出す添加剤。

X-TREMEシリーズ:極限潤滑への挑戦

サーキットでの本格的なタイムアタックや、ドリフト、ハードなチューニング車両、限界連続高負荷走行を好むオーナー様には、TAKMOの最高峰フラッグシップである「X-TREME(エクストリーム)シリーズ」が適しています。代表粘度である5W-50や10W-60は、超高温酸化ストレスがかかる環境下でも動粘度をがっちりキープする、超強靭なせん断安定性を誇る完全レーシングスペックを誇ります。

マイクロチタンシリーズ:自己修復型ナノ膜の保護力

総走行距離が5万キロ〜7万キロ、あるいは10万キロを超えた過走行の経年車両には、粘度特性を高温側に高めつつ、独自の液状化チタン分子を配合した「マイクロチタンシリーズ」が最適です。パーツの長年の高速摺動によってミクロン単位でわずかに拡大したシリンダーとピストンリングのメタルクリアランス(隙間)を厚い油膜が確実に密封して圧縮圧力を新車時の状態へと回復。さらに摩擦と熱を感知したチタン分子が金属摺動面にナノレベルの強固な「自己修復型保護膜」を化学吸着形成し、境界潤滑の金属摩耗を物理的に徹底防止します。

HYBRIDシリーズ:究極の低フリクションフリクションロス低減

最新のエコカー、省燃費指定車、ハイブリッド車両、スクーターなどのために流体潤滑工学に基づいて設計されたのが「HYBRIDシリーズ」です。0W-16や0W-20といった超低粘度特性を全合成ベースオイルによって高い安定性で実現しており、冷間始動時のクランキング性を大幅に高め、街乗り環境におけるエンジン内部の流体引きずり抵抗(フリクションロス)を極限まで低減。抜群の低燃費性能を高いレベルで引き出します。

HIGH QUALITYシリーズ:API最高位SQ規格の圧倒的な汎用安定性

日常使いのセダンやSUV、通勤、買い物、長距離のビジネス移動まで、幅広い車種に卓越した品質を提供するのが「HIGH QUALITYシリーズ」です。本製品はAPIアメリカ石油協会)が制定した最新の最高品質基準である「SQ規格」に正式認証適合しており、従来のSP規格を遥かに凌駕する超高度な高温酸化安定性と、優れた耐摩耗性を全合成ベースオイルが発揮。スラッジやデポジットの発生をシャットアウトし、エンジン内部の清浄性を高く維持します。従来のすべてのAPI規格とも完全な互換性を持っているため、安心して長期にわたる車両コンディションの維持に貢献します。

MULTI GEARシリーズ:過酷な駆動歯面をガードする極圧プロテクション

トランスミッション、ディファレンシャル、ファイナルドライブなど、自動車の強烈な駆動トルク(極圧応力)が集中するギヤ歯面を守り抜くために開発されたのが「MULTI GEAR(マルチギヤ)シリーズ」です。75W-90などの動粘度特性に、優れた耐極圧添加剤を高度に調合。激しい接触荷重によるギヤの摩耗を強固にガードし、確実なギヤ保護とスムーズな変速フィール、駆動ロスの削減をもたらします。

モータースポーツを開発室とするTAKMOカープロテクションズのブランド哲学

TAKMO(タクモ)カープロテクションズは、超高性能なプレミアム潤滑油および最先端の車両ケミカルテクノロジーの分野において、世界中の熱狂的なカーエンスージアストやプロフェッショナルなライダーたちから絶対的な信頼を獲得しているグローバルプレミアムブランドです。その歴史は2010年にスタートした「TAKUMIモーターオイル」から始まりました。日本国内の過酷なモータースポーツシーンで幾多の輝かしい勝利を支え、数多くのハードコアなドライバーやライダーに愛されてきたTAKUMIは、エンジン内部の潤滑保護にとどまらず、ボディの美観を永続的に守り抜く先進のガラスコーティング技術や高品質な洗車用品など、車両全体のトータルなコンディションを保護・維持するブランドへと大きな進化を遂げ、現在の「TAKMOカープロテクションズ」へと名称変更いたしました。現在では日本国内のみならず、アジア、中東、欧州など、世界25か国以上の国々へとグローバルに輸出され、地球上のあらゆる過酷な走行環境とシビアな気候においてその卓越した品質が実証されています。

TAKMOの最大の強みは、単なる机上の計算やシミュレーションによる論理値にとどまらず、プロのレーシングチームやトップライダーと緊密に協力した高度な開発体制を構築し、実際のモータースポーツレースという過酷な条件下での実戦テストを通じて製品を進化させ続けている点にあります。レース現場を「最高の開発室」と位置づけ、実戦で得られた物理的・化学的な潤滑フィードバックを市販製品の開発へとダイレクトに反映。これにより、日常のドライビングにおいてもエンジンを常に最高の状態に維持するための圧倒的な保護性能を保証しています。私たちは、単に高品質な潤滑油を効率よく大量生産するだけの企業ではありません。私たちは、”クルマ好きのカーライフを豊かに ” という揺るぎないブランド理念を最上位に掲げています。アクセルペダルを強く踏み込んだ瞬間の胸のすくようなエキゾーストノート、シフトを繋いだときに手のひらや足先から伝わる滑らかな回転フィール、そしてどこまでも安心して愛車と走り続けられる最高の歓び。それらすべての感動的な価値を提供することこそが、私たちの存在意義です。

D2C直販と完全オートメーション精製が結実させた驚異のコストパフォーマンス

そして、その熱い想いを確かなカタチとして支えているのが、徹底された ”愛車を守る品質。” へのこだわりです。TAKMOのすべての製品は、国際的な品質マネジメント規格である「ISO9001」認証をクリアした日本国内最高峰の精製工場において、最新鋭の完全オートメーションシステムによって厳格なプロセス管理のもとで生産されています。

これにより、人間の手作業による品質のバラつきや微細な不純物の混入を完璧に排除し、常に均一で最高品質の製品を出荷する体制を確立しています。さらに、私たちはWEB通販を活用したダイレクトな直販モデル(D2C)と、効率的な輸出流通網を自社で構築。これにより、従来の複雑な中間流通マージンや市場流通コストを徹底的に排除し、ユーザーに対して「最高峰のレーシングスペック」を「驚くほどの良心的な価格」で提供するという、圧倒的なコストパフォーマンスを結実させました。

サーキット走行やスポーツライディングを頻繁に楽しむユーザーにとって、エンジンオイルの交換サイクルは短くなりがちであり、メンテナンスコストは深刻な課題となります。しかし、TAKMOのGP RACING 10W-50であれば、コストを気にすることなく常にクリーンで新鮮な最高性能オイルを愛車に注ぎ続けることが可能です。愛車を誰よりも深く愛し、大切に守り抜きたいと願うすべてのドライバー・ライダーにとって、TAKMOカープロテクションズは最も身近で、最も頼れる絶対的なブランドであり続けます。

〈ちょっと一息〉

よくある質問(FAQ)

Q1: サーキット走行において、なぜ四輪用オイルではなく二輪専用オイルが必要なのですか?

A1: 二輪車の多くは、エンジン、トランスミッションギヤ、そして湿式多板クラッチをひとつの同じクランクケース内で、同じオイルを使って同時に潤滑・保護しているためです。四輪用オイルには燃費向上のために多くの摩擦調整剤が含まれており、これを二輪車に使用するとクラッチ板が滑って動力伝達ロスを招きます。二輪専用のGP RACING 10W-50は、ギヤの激しい機械的剪断から分子を守る高いせん断安定性と、クラッチの適切な動摩擦係数を維持する特殊な添加剤配合が施されており、相反する要求を完璧に満たす分子設計となっているからです。

Q2: GP RACING 10W-50の「10W-50」というSAE粘度グレードにはどのような意味がありますか?

A2: 低温側の「10W」は外気温が低い環境下でのオイルの流動特性を示しており、冬場の冷間始動時でもセルモーターへの粘性負荷を減らし、始動直後から精密な動弁系へ迅速にオイルを行き渡らせる優れた低温流動性を保証します。高温側の「50」は、暖機完了後(油温100℃以上)の強靭な動粘度範囲を示しており、油温が120℃を超えるような過酷なサーキット環境下でも油膜が物理的に破断せず、ピストン摺動面や軸受メタルを完璧にフローティングマウントして金属接触摩耗(カジリ)を防止する、極めて高い高温安定性を持っていることを示しています。

Q3: 最新のAPI最高規格「SQ規格」とはどのようなものですか?従来の規格と互換性はありますか?

A3: SQ規格は、2026年現在において最高基準となる新しいエンジンオイルの国際品質規格であり、従来のSP規格からさらなる流体工学的な進化を遂げています。進化した高分子酸化防止剤や添加剤処方により、超高温条件下における酸化安定性、動的耐摩耗性能、スラッジ抑制力が大幅に引き上げられており、過酷な全開走行時でもエンジン内部の清浄性をよりクリーンに高く維持します。この最新のSQ規格は、従来のSM、SN、SP規格といった古い品質基準に対して完全なバックワードコンパチビリティ(下位互換性)を持っているため、これまでの規格が指定されていた既存の車両にも非常に高い安全マージンを持って安心して使用することができます。詳細を深く知りたい方は「SQ規格についてもっと知りたい方はこちら」をご確認ください。

Q4: 走行距離が伸びたコンディションの車両や、夏の暑い時期にはどのようなオイル選びが効果的ですか?

A4: 総走行距離が5万キロ〜7万キロ、あるいは10万キロを超えた過走行車両は、長年の高速摺動にともなってピストンリングとシリンダーの隙間(メタルクリアランス)がわずかに拡大し、圧縮漏れやオイル上がり、にじみを招きやすくなります。また、近年の日本の夏場は最高気温が35℃を超える猛暑日が常態化しており、油温の異常上昇にともなう粘度低下(油膜の薄格化)が起こりやすくなります。このような状況下では、指定粘度よりも高温側の動粘度特性を一段階引き上げる「粘度アップ(例:通常の30番から40番、あるいは50番への変更)」を行うことが非常に有効なリスクマネジメントとなります。厚く強靭な流体油膜が隙間を物理的に密封して圧縮圧力を回復させ、過酷な熱ダメージから愛車を確実に守り抜くことができます。

Q5: サーキットで使用したエンジンオイルは、どのくらいのサイクルで交換すべきですか?

A5: サーキット走行では日常の街乗りとは比較にならないほどの激しい熱剪断ストレスや超高温酸化ストレスが加わるため、オイルのベース分子や添加剤パッケージの消耗が急激に進行します。一般的なストリートユースであれば3000km〜5000km毎、あるいは半年ごとの交換が推奨されますが、クローズドコースでの限界連続高負荷走行を行う場合は、走行距離に関わらず「サーキット走行1回〜2回毎」、あるいは「走行時間数時間毎」といった、非常に短いスパンでの確実なオイル管理がエンジンの寿命を安全に延ばすために必要不可欠です。TAKMOのGP RACING 10W-50はD2C直販体制により良心的な価格を実現しているため、コストを気にせず常に新鮮な最高性能オイルで愛車を満たすことが可能です。


TAKMO(タクモ)カープロテクションズが世界に誇る高性能な全合成エンジンオイル、およびプレミアムカーケアケミカル製品は、公式オンラインストアでのダイレクトなWEB通販に加え、トヨタグループが展開する安心と信頼の大手総合カー用品専門店であるジェームスhttps://www.jms-car.com/)」の全国約90店舗の店頭でも広くお買い求めいただけます。プロの厳しい目で選定された安心の実店舗販売ネットワークを構築し、多くのクルマ好きの皆様へ最高峰のプロテクションを安心とともにお届けしております。ぜひ、お近くのジェームス店へ足を運び、その圧倒的な潤滑保護性能と良心的なプライスを実際にご体感ください。

 

「TAKUMI(伝統の技術)」から「Modernization(近代化)」へ

私たちの新たなブランドキャッチコピーである「Car Protections(カープロテクションズ)」は、モーターオイルというエンジンの内部保護から、今回発売した「Premium Glass Coat」によるボディの外部保護まで、愛車をトータルで守り抜くという決意の表れです。

あなたの大切な愛車に、次のステージの安心を。ぜひ、新生TAKMOの次世代品質をお試しください。

 

 

あなたの愛車に最適なオイルを見つけませんか?

「私の車、この走行距離ならどの性状を重視すべき?」
そんな疑問があれば、ぜひTAKMO公式サイトからお気軽にお問い合わせください。

開発チームが、あなたの車種と走行スタイルに合わせた「究極の1缶」をアドバイスします。

 

 

TAKMO(旧TAKUMIモーターオイル)では、レース用から街乗り用、旧車用まで豊富なラインナップで、お客様の好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを各種取り揃えています。

 

【ラインナップの一部をご紹介】

MICRO TITANIUM MELT(マイクロチタン)シリーズ

5W-30/5W-40/10W-55/15W-60

マイクロチタンシリーズは、高品質なベースオイル贅沢に使用し、スポーツ走行からサーキット走行まで耐えうる性能を与えられています。そこに更にマイクロチタン技術によるエンジン保護性能をプラスし、耐久性の向上をも達成。
そのフィーリングは、日常のドライブから長距離クルージングまで、エンジンの「上質さ」を極限まで高め「究極のしなやかさ」を目指したオイルです。高性能エンジンオイル+マイクロチタンによる潤滑性能とエンジン内部クリーニング作用をプラス。愛車を気持ちよく、長く乗りたいユーザー様やハイスペックなお車にお乗りのユーザー様に最適なエンジンオイルです。

 

 

X-TREMEシリーズ(高粘度エンジンオイル)

0W-40/5W-50/10W-40/10W-60

高回転を多用する乗り方、スポーツカーでサーキットを攻める!という方は、燃費よりもパワーが出せ、かつエンジン潤滑保護力が高い高粘度エンジンオイルがお勧めです。ハイパワー車、高性能車、サーキット走行に求められる「極限の純粋な力」追求したモデル。
愛車本来のエンジンパフォーマンスを発揮したい方に最適です。省燃費性能や強い清浄作用をお求めの方には不向きです。

高粘度というのも、あくまでSAE粘度10~20番アップが限界だと考えてください。それ以上の硬いオイルを使用するとオイルの粘度にエンジンパワーが負けてしまい、エンジン回転数の上昇が遅くなりクルマが重く感じるようになります。

5W-30 → 5W-50 or  10W-40  or  10W-50

もちろん、チューニングを施して、エンジンパワーを上げている車両はこの限りではありません。

 

 

0W-16/0W-20/0W-30 (低粘度エンジンオイル)

燃費を重視する乗り方や、始動性が気になる方、国産の高年式スポーツカー(メーカー指定粘度が0W-16/0W-20/0W-30)にお乗りの方は、こちらの低粘度エンジンオイルであるHYBRIDシリーズがお勧めになります。
新型車はぞくぞくと0W-20の粘度指定が増えています。0W-16や0W-20で物足りなさや低粘度すぎる!と感じられる方には、0W-30がお勧めとなります。

ちなみに、HYBRID(ハイブリッド)と言うネーミングですが、ハイブリッド車用と言う訳ではなく、2種類のベースオイル(Gr.3+Gr.4)にハイブリッド処理を行い、製品化したことから名付けられました。ハイブリッド車以外にも使用できます。
また、アメリカ石油協会が認証する世界的なエンジンオイル規格である【API規格】を正式に取得しており、安心してご使用になれます。

 

 

HIGH QUALITYシリーズ(中粘度エンジンオイル)

5W-20/5W-30/5W-40/10W-40

普段は街乗りでサーキットには行かないけど、たまにアクセル多めに踏むよ、という方で、コスパの良い高品質な「万能スペック」エンジンオイルを使いたい!というユーザー様へ最適なエンジンオイルです。
エンジンオイルに求められる性能をバランスよく配合しており、粘度ラインナップも豊富なため、ご自身のおクルマに最適な選択が可能です。
HYBRIDシリーズ同様に、アメリカ石油協会が認証する世界的なエンジンオイル規格である【API規格】を正式に取得しており、安心してご使用になれます。

当社の主力製品でもあります。

「解説は読んだけど、やっぱり自分で選択するのは不安だ…!」という方へ!

 

 

TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では皆さまに合ったオイルや添加剤に関するアドバイスを受け付けております。

 

こちらのリンク【適正オイルのご質問】よりお気軽にお問合せください。

 

TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では、高性能ギアオイルもご用意しております。

 

 

 

MULTI GEAR / RACING GEARシリーズ

75W-90/75W-140/85W-140

一般走行からスポーツ走行まで使用可能なMULTI GEAR シリーズは、主にマニュアルトランスミッションに使用される【GL-4規格】と、主にディファレンシャルギアやトランスファーギアに使用される【GL-5規格】をラインナップ。製品容量も使用しやすい2L缶をご用意しております。
また、より過酷なモータースポーツに使用される方のために、RACING GEAR シリーズもご用意。より高粘度かつ極圧性能を高めたモデルであり「75W-140」と「85W-140」をラインナップしています。用途に合わせての選択が可能です。

 

 

他にも更に

TAKMOケミカルシリーズ

”愛車を守る品質。” の各種添加剤をラインナップ。エンジンオイルや燃料に添加剤を使用することで、ご自身の好みや目的に合わせてエンジンオイルをチューニングすることが可能です。DIYでのクルマいじりの楽しみも増えます。

 

 

TAKMOモーターバイクオイル

TAKMOでは、2輪バイク用のオイルも人気。JASO(日本自動車技術会)が定めた4サイクル二輪車用エンジンオイルの規格であるMA2規格を正式認証しています。マニュアルトランスミッションの2輪バイクに採用される湿式クラッチ搭載車に適しており、高性能な【MA2規格】と一般向けの【MA規格】に分類されますが、TAKMOではより高性能な【MA2規格】を採用しています。
粘度ラインナップはカブなどの小型バイク用に「GP RIDER 5W-30」、中型~大型バイクのツーリング用途に「GP PREMIUM 10W-40」、中型~大型バイクのスポーツ走行向けに「GP RACING 10W-50」をご用意しています。TAKMOは、あらゆるライディングシーンに応えていきます。

 

 

【解説動画】初心者向け〈エンジンオイルの基礎知識〉

 

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開発チームが、あなたの車種と走行スタイルに合わせた「究極の1缶」をアドバイスします。

 

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