2021 第3戦~2021 AUTOBACS SUPER GT Round3SUZUKA~
予選
決勝
決勝当日の鈴鹿サーキットは曇り空とはいえ、決勝直前の午後2時頃には気温31℃、路面温度43℃の暑さになりました。そんな状況のもと、予定より10分遅れの午後2時40分、2周のフォーメーションラップののち、300kmの決勝レースが始まりました。
スタートを担当した川端はオープニングラップでひとつ順位を落としたものの、その後は9番手を維持してポジションアップを狙っていました。5周目にはGT500クラスのマシンがシケインでクラッシュしたのにともないFCYが発動され、その後セーフティカーが導入。12周目にはレースがリスタートされましたが、その直前、川端がエンジンのパワー不足を訴えてきました。すると14周目には後続にパスされ10位に後退。「ストレートでは5km/hくらいトップスピードが遅く、いつもなら西ストレートで6速に入るところが6速に入らない、辛い状況でした」とはチーム代表の一ツ山亮次。その後はさらにラップタイムを落とし、ライバルよりも約3秒以上遅いペースで周回し、ポジションも徐々にダウンしていきます。
30周を終えたところで川端から篠原へドライバー交替。全車がピットストップを終えた時点で、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは21位まで順位を落としていました。後半を担当する篠原の懸命な走りにもかかわらず、ラップタイムは2分5秒台から7秒台と低迷。それでも篠原はなんとか走りきり、21位で完走。予選で善戦しただけに、悔しい結果となりました。
ドライバー 川端伸太朗のコメント
ドライバー 篠原拓郎のコメント
初めて GT3マシンで鈴鹿を走ることもあって、練習走行では思うようなタイムが出せなかったのですが、結果的には予選Q2で自己ベストを出すことができました。このサーキットはとても抜きにくいこともあって、無理をしてバトルをしてしまうとタイムがのびず、決勝は反省点の多い展開になってしまいました。いまいちど気持ちを引き締めて次のレースに臨みたいと思います。