10万キロを超えた愛車と、これからも長く、不安なく付き合っていきたい。そう願うオーナーにとって、次に直面する壁が「オイル選びの基準」です。
別記事では「エイドシール添加剤」の凄さをお伝えしましたが、実はTAKMOにはもう一つの回答があります。それが、エンジンオイルそのものにシール修復・保護機能を組み込んだ『エイドシール 10W-40』という選択肢です。
なぜ、過走行車には「サラサラの低燃費オイル」ではなく、あえてこのオイルが必要なのか?ハイエースやNVなど働くクルマを筆頭にタフなランクルや日々の通勤通学に活躍している乗用車、軽自動車を守り抜くための「攻めの粘度設定」について解説します。
1. 10万キロ超えに「0W-20」や「5W-30」は本当に正解か?
最近のクルマは「0W-20」や「0W-8」といった超低粘度オイルが指定されていることがほとんどです。しかし、これはあくまで「新品のエンジン」が前提。10万キロを走り抜いたエンジン内部では、目に見えない変化が起きています。
エンジン内部で起きている「広がり」
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クリアランスの増大: 長年の摩擦により、ピストンとシリンダーの間の隙間(クリアランス)がわずかに広がっています。
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油膜切れのリスク: 隙間が広がった場所にサラサラのオイルを入れると、十分なクッション(油膜)が保持できず、異音や摩耗の原因になります。
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オイル消費の加速: 隙間からオイルが燃焼室に入り込みやすくなり、「オイルが減る」という症状を引き起こします。
【TAKMO’s Insight】
10万キロを超えたエンジンに指定通りのサラサラオイルを使い続けるのは、いわば「サイズの合わなくなった古い靴を履き続ける」ようなもの。今のエンジンの状態に合わせた**「厚めのクッション(粘度)」**が必要なのです。
2. あえて「10W-40」を選ぶべき3つのメカニカルな理由

TAKMOが過走行車に『10W-40』という粘度を強く推奨するのには、明確な理由があります。
① 強靭な油膜による「静粛性」と「トルク感」の回復
10W-40は、高温時でも油膜が厚く保たれます。この「厚い膜」が広くなった隙間をしっかり埋めることで、エンジン内部のガサつきを抑え、ガタつきによるメカニカルノイズを劇的に低減します。アクセルを踏み込んだ際の「しっとりとした力強さ」が蘇るのを実感できるはずです。
② 「オイル漏れ・滲み」を物理と化学の両面で封じ込める
粘度を上げることで、物理的にオイルが隙間から漏れにくくなります。さらに、TAKMOの『エイドシール 10W-40』にはエイドシールプラス添加剤と同等の有効成分が最初から最適な割合で配合されています。
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物理的対策: 10W-40の粘度で漏れを「通さない」。
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化学的対策: シール修復成分でゴムを「若返らせる」。
③ 過酷な積載・登坂環境への耐性
ハイエースでの重積載や、ランクルの悪路走行、軽自動車の全開走行。これらは油温を急激に上昇させます。10W-40という粘度は、こうした高熱時でもタレにくく、エンジンの心臓部を守り抜く体力を備えています。
3. ガソリン用・ディーゼル用、それぞれの専用設計
TAKMOの『エイドシール 10W-40』は、燃料の種類に合わせて最適な処方を施しています。
| 特徴 | エイドシール 10W-40 (ガソリン用) | エイドシール 10W-40 (ディーゼル用) |
| 主な対象車 | 10万km超の軽自動車、ミニバン等 | ハイエース、ランクル、デリカ等 |
| 強み | スラッジの発生を抑え、吹け上がりを軽く | スス(煤)を強力に分散し、内部をクリーンに |
| 効果 | タペット音の低減、オイル下がり防止 | クランクシール等からの滲み・漏れ抑制 |
特にディーゼル車は、特有の振動と高い圧縮圧力によってシールへの攻撃性が高い傾向にあります。専用設計のオイルを使うことで、高額なインジェクターやポンプ周りのトラブル予防にもつながります。
4. 添加剤を「混ぜる」手間を、オイル交換で解決する

「エイドシール添加剤」を今のオイルに足すのも有効ですが、最初からその成分がベストバランスで配合されている『エイドシールオイル』を使うメリットは計り知れません。
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混ぜる手間がない: オイル交換をするだけで、自動的にシールケアが完了します。
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コストパフォーマンス: オイル+添加剤を別々に買うよりも、トータルのコストを抑えられる設計になっています。
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計算されたバランス: 添加剤を後入れする場合に起きがちな「成分の偏り」がなく、全容量に均一な保護成分が行き渡ります。
まとめ:10万キロからの「新・定番」オイル

「最近エンジンがうるさくなったな」「オイルが少しずつ減っている」……それは、愛車が**「今の状態に合ったオイル」**を欲しがっているサインです。
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過走行車には、指定粘度よりも「一歩厚い油膜(10W-40)」が理想的。
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厚い油膜がメカノイズを抑え、トルクフルな走りを復活させる。
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シール修復成分配合により、オイル交換だけで漏れ・滲みをケア。
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毎日走るタフな車にこそ専用設計の10W-40を。
10万Kmを共に歩んできた相棒を、もう10万キロ先まで連れて行く。そのための最も賢い投資は、高級な低燃費オイルではなく、エンジンの「今」を支える『TAKMO エイドシール 10W-40』への切り替えかもしれません。
その愛車、エンジン内部は大丈夫?エンジン内部の状態を手軽にチェック!モーターチェックアップはこちら
「自分の車に10W-40を入れると、燃費が落ちるのが心配……」
確かにわずかな影響はありますが、それ以上に「エンジンの寿命」と「静粛性」という大きなメリットが得られます。燃費と保護の天秤、あなたの愛車にはどちらが大切か、一緒に考えてみませんか?
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”愛車を守る品質。”
”クルマ好きのカーライフを豊かに”

【背品ラインナップの一部をご紹介】
高回転を多用する乗り方、スポーツカーで峠を攻める!という方は、燃費よりもパワーを出せる高粘度のエンジンオイルがお勧めです。
高粘度エンジンオイル(例)
MICRO
TITANIUM MELT(マイクロチタン)シリーズ
5W-30/5W-40/10W-55/15W-60
高性能エンジンオイル+マイクロチタンによる潤滑性能とエンジン内部クリーニング作用をプラス。パワーアップした愛車を長く乗りたい方に最適です。
0W-40/5W-50/10W-40/10W-60
ハイパワー車、高性能車、サーキット走行に求められる性能を純粋に追求したモデル。愛車本来のパフォーマンスを発揮したい方に最適です。
高粘度というのも、あくまでSAE粘度10~20番アップが限界だと考えてください。
それ以上の硬いオイルを使用するとオイルの粘度にエンジンパワーが負けてしまい、エンジン回転数の上昇が遅くなりクルマが重く感じるようになります。
5W-30 → 5W-50 or
10W-40 or 10W-50
もちろん、チューニングを施して、エンジンパワーを上げている車両はこの限りではありません。
低粘度エンジンオイル(例)
0W-16/0W-20/0W-30
燃費を重視する乗り方や、始動性が気になる方、国産の高年式スポーツカー(メーカー指定粘度が0W-20/0W-30)にお乗りの方は、こちらの低粘度エンジンオイルであるHYBRIDシリーズがお勧めになります。
ちなみに、HYBRID(ハイブリッド)と言うネーミングですが、ハイブリッド車用と言う訳ではなく、2種類のベースオイルにハイブリッド処理を行い、製品化したことから名付けられました。ハイブリッド車以外にも使用できます。
中粘度エンジンオイル(例)
5W-20/5W-30/5W-40/10W-40
普段は街乗りでサーキットには行かないけど、たまにアクセル多めに踏むよ、という方で、コスパの良い高品質なエンジンオイルを使いたい!というユーザー様へ最適なエンジンオイルです。
当社の主力製品でもあります。
「解説は読んだけど、やっぱり自分で選択するのは不安だ…!」という方へ!
TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では皆さまに合ったオイルや添加剤に関するアドバイスを受け付けております。
こちらのリンク【適正オイルのご質問】よりお気軽にお問合せください。
TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では、高性能ギアオイルもご用意しております。
75W-90/80W-90
/ 75W-140/85W-140
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