第4戦〜ノートラブル、ノーアクシデント、ノーペナルティで5時間を走り抜け、6位で完走
Audi Team Hitotsuyamaは、2023年7月29日〜30日、大分県のオートポリスで開催されたENEOSスーパー耐久シリーズ Supported by BRIDGESTONE 第4戦「スーパー耐久レース in オートポリス(5h×1レース)」のST-Zクラスに参戦しました。
朝までの雨から一転、真夏の暑さのもとで行われた決勝レースは、4人のドライバーがノーアクシデント、ノーペナルティの走りで5時間を走り抜け、6位完走を果たしました。
予選
決勝
朝方までの雨によりウォームアップ走行時に出されていたWET宣言は決勝スタート前には解除になったものの、そのぶん蒸し暑さが増したオートポリスでは、7月31日午前11時3分、ローリングスタートで5時間耐久レースが始まりました。スタートはウォーキンショーが担当。腰の痛みが残る状況でしたが、しっかりとスタートを決めます。その後、先行する#75 Team Noah GR Supra GT4に行く手を阻まれ、トップとの差が80秒ほどまで開きましたが、#75を追い抜いたあとは2分1秒台のペースで上位との差を縮めていきました。ウォーキンショーは約1時間、27周を走り、第2スティントを担当する阿野にステアリングを託します。
阿野はスティントの後半、同じマシンの#34 SUN’S TECHNO AudiR8LMS GT4と6位争いを演じることに。プロドライバーの大草りき選手がステアリングを握る#34に、自己ベスト2分2秒450の速いタイムで必死にくらいついていきます。阿野が調子を上げるなか、コース上にアクシデントが発生。これによりFCY(フルコースイエロー)が宣言されると予想したチームは、急遽阿野をピットに呼び寄せます。その直後、FCY宣言がなされ、Audi Team Hitotsuyamaは絶妙なタイミングでドライバー交替を行うことができました。
阿野から交代した山脇には、レース時間の4分の1、すなわち75分以上の走行が義務づけられます。この時間には夏の強い日差しが戻り、マシンにもドライバーにも厳しい状況となりましたが、山脇は安定したペースで36周を走りきります。
75周を終えたところで交替した川端は、途中1回のピットストップをはさみながら、2分1秒台から3秒台の速いペースで2スティント、62周を快走。他車との接触やペナルティもなく、Audi R8 LMS GT4を無事にゴールまで走らせ、“助っ人”としての役割を完璧に果たしています。
これにより、#21 ベンチャー投資のファンディーノ Audi R8 LMSは5時間、141周をノートラブル、ノーアクシデント、ノーペナルティで完走し、6位でレースを終えることができました。この流れのまま、次戦はAudi R8 LMS GT4が得意とするモビリティリゾートもてぎで表彰台を狙いますので、引き続き応援をよろしくお願いします。