第6戦~ベンチャー投資のファンディーノ Audi R8 LMSが手堅くクリーンな戦いぶりで4位完走
Audi Team Hitotsuyamaは、2023年10月21日〜22日、岡山県の岡山国際サーキットで開催されたENEOSスーパー耐久シリーズ Supported by BRIDGESTONE 第6戦「スーパー耐久レース in 岡山」のST-Zクラスに参戦しました。
爽やかな秋晴れのもとで行われた決勝レースは、山脇、ウォーキンショーが手堅くクリーンな戦いを見せる一方、宮田の素晴らしい走りで、4位完走を果たしました。
予選
決勝
爽やかな秋晴れに恵まれた岡山国際サーキットでは、10月22日午後1時30分からグループ1の3時間レースが始まりました。このレースではAドライバーに60分以上の義務周回が課される一方、各ドライバーの最大走行時間は全体の60%(108分)以内に留めるという規定があります。
ライバルのほとんどがスタートをBまたはCのプロドライバーに任せるなか、Audi Team HitotsuyamaはAドライバーの山脇が先陣を切りました。10月20日の専有走行が雨となり、走り込みが不足していたにもかかわらず、マシンにもコースにも慣れが見られる山脇は、1時間強、36周を着実に走りきり、8番手でマシンをウォーキンショーに託しました。
給油のみでコースに復帰したウォーキンショーは、1分39秒から40秒の速いペースをキープして、徐々に上位との差を縮めていきます。51周目にはトップを走る#22 Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CSがマシントラブルで戦列を離れて7位に浮上。その後は6番手を走る#19 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4RSに迫っていきます。そして63周を終えたところでウォーキンショーはピットに戻りました。
ほぼ新品のタイヤに交換してコースに戻った宮田は、この時点で7番手。ひとつ前の#19 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4RSとは約22秒の差がありました。しかし、いま乗りに乗る宮田は、72周目に1分37秒965のファステストラップをマークする勢いで上位との差を詰めていき、75周目には6番手、そして、82周目には5番手、さらに96周目には#19 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4RSをかわして4位に浮上するなど、素晴らしい走りで観客を魅了しました。
この時点で3番手の#885 シェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVOとの差は約44秒あり、残り11周も追撃の手は緩めませんでした。最終的には#885の約30秒まで迫り、4位完走を果たしました。
表彰台こそ逃しましたが、今回もクリーンな走りでアクシデントもなく、とても良い内容の戦いができたAudi Team Hitotsuyama。いよいよ次の富士で今シーズンの最終戦を迎えますが、有終の美を飾るべく、チーム一丸となって臨みますので、引き続き応援をよろしくお願いします。