MR-S (ZZW30)の基本特性とドライビングプレジャー
トヨタ自動車が1999年から2007年まで製造・販売を組み立てたライトウェイトオープンスポーツ、MR-S(ZZW30型)は、日本の自動車史において極めて希有なミッドシップ・リアドライブ(MR)レイアウトを採用した名車です。それまでのMR2(SW20型)のような過激なパワー追求から舵を切り、初代の原点に立ち返る形で「軽さ」と「操る楽しさ」を徹底追及して設計されました。その結果、日常使いから週末のワインディングロード、さらにはクローズドコースでの本格的なサーキット走行まで、あらゆるシーンでドライバーの感性とダイレクトにシンクロする卓越した運動性能を獲得。現在でも20代から40代のスポーツ走行を熱狂的に愛する層を中心に、特別なステータスを持つ一台として絶大な支持を集め続けています。

MR-Sの心臓部としてミッドシップに横置きマウントされるパワーユニットは、1.8L直列4気筒DOHC16バルブ自然吸気エンジンである「1ZZ-FE」型です。総排気量は1794ccであり、シリンダーブロックに大幅な軽量化をもたらすアルミダイカストを採用したことが当時の先進的なトピックでした。物理学の視点から見ると、重い鉄製から軽量なアルミブロックへ刷新されたことで、車軸にかかる慣性モーメントが劇的に低減。さらにその軽量なパワーユニットを前後車軸の間の極めて中心に近い位置へ配置するミッドシップレイアウトにより、理想的な前後重量配分と低重心化が物理的に達成されています。これが、MR-Sの代名詞である、ステアリングをわずかに切った瞬間から鋭くノーズがインを向く俊敏なコーナリング性能と、他車を圧倒する優れた走行安定性を支える基盤となっています。

この1ZZ-FEエンジンは、内径79.0mm×行程91.5mmというロングストローク設計(ボアストローク比1.15)を採用しています。機械工学的な利点として、ロングストローク構造は燃焼室のコンパクト化を可能にし、低中回転域から豊かな動的トルクを発生させることが得意です。さらに、吸気バルブの開閉タイミングをエンジン回転数や負荷に応じて無段階かつリアルタイムに最適制御する連続可変バルブタイミング機構(VVT-i)や、高度な電子制御燃料噴射装置(EFI)を組み合わせることで、最高出力140PS(103kW)/6400rpm、最大トルク171Nm(17.4kgf・m)/4400rpmを発生。1トンを切る極めて軽量な車体コンポーネントと相まって、スペックの数値から想像する以上の、全域でアクセルペダルにリニアに反応するスムーズなレスポンスと、軽快で途切れのない加速感を実現しています。
- ロングストロークによるピストンスピードの増大:高回転(6000rpm以上)使用時、ストローク長が長いためピストンの往復平均速度が急激に跳ね上がり、ピストンリングとシリンダー壁面との摩擦熱が局所的に非常に高くなります。
- シリンダーサイドスラスト(側圧)の増加:コンロッドの傾き角が大きくなるため、ピストンがシリンダー壁面を横方向に強く押し付ける「側圧」が増大し、シリンダーの偏摩耗や境界潤滑状態を引き起こしやすくなります。
- ミッドシップ特有のエンジンルーム熱:フロント配置車とは異なり、走行風による直接的な冷却効率が下がりやすいため、エンジンオイルが受ける熱的酸化ストレスが高くなる傾向があります。

5速または6速のマニュアルトランスミッション、あるいはクラッチ操作を自動化したシーケンシャルマニュアルトランスミッション(SMT)を駆使し、オープンカーならではの圧倒的な開放感の中でワインディングを駆け抜けるとき、ドライバーは極上のドライビングプレジャーを体感できます。四輪独立懸架サスペンションが路面からのフィードバックをダイレクトに伝え、意のままに車体をコントロールする一体感は、まさにピュアスポーツカーそのものです。しかし、この軽快な走りをトラブルフリーで長期間維持するためには、1ZZ-FE特有の「ロングストロークゆえの高いピストン側圧」と「ミッドシップの熱環境」という工学的課題に対して、常に確実な油膜を供給し続けなければなりません。高温下でも油膜が千切れない強靭な剪断安定性と耐摩耗性を兼ね備えたエンジンオイルを選定することこそが、MR-Sの持つスポーツカーとしてのステータスを永続させるための絶対条件なのです。
MR-S (ZZW30)に最適なエンジンオイル選び
MR-S(ZZW30)に搭載された1ZZ-FEエンジンの基本性能を最大限に引き出し、シリンダー内部の気密性を高く維持するためには、流体潤滑理論に適合する論理的なオイル選びが極めて重要です。トヨタが設計時の基準として指定している標準的なエンジンオイル粘度グレードは「5W-30」であり、これが日常使いから高速道路の巡航までをカバーする万能な選択肢となります。この指定動粘度は、自然吸気エンジン本来の軽快な吹け上がりレスポンスを損なうフリクションロス(粘性引きずり抵抗)を最小限に抑えつつ、高温高負荷時であっても、クランクメタルやピストン摺動面を保護する流体油膜の厚みを確保できるように計算されています。
SAE粘度表記における「5W」の流体特性は、低温環境下におけるオイルの圧送流動性(低温ポンパビリティ)を示しています。5Wという優れたグレードは、冬場のマイナス30℃に達するような過酷な冷間環境であってもオイルが凝固せず、セルモーターへの粘性負荷を減らして滑らかなクランキングを可能にします。これにより、クランクケースの底からシリンダーヘッド最上部の動弁系やVVT-i機構へ瞬時にオイルを圧送し、エンジン始動直後に最も発生しやすいとされる金属同士の直接接触(ドライスタート摩耗)を物理的に防止します。一方、後半の「30」は、暖機が完全に完了した油温100℃における動粘度を表しています。ピストン摺動面やクランク受軸メタルにおいて、高い面圧に耐える強固な流体油膜の厚みを物理的に形成しながらも、オイル自体のフリクションロスを最小限に抑制。これにより、1ZZ-FE本来の滑らかなエンジン回転と高い燃費効率を高度に両立させます。
HIGH QUALITYシリーズ 5W-40【SQ規格】の卓越した基本性能
日常の通勤から週末の快適なオープンドライブまで、MR-Sの心臓部をスマートに保護するストリートオイルとして推奨されるのが、TAKMOカープロテクションズの「HIGH QUALITYシリーズ 5W-40【SQ規格】」です。この製品は、精製過程で不純物を極限まで排除し、化学的に分子構造を均一に整えた高品質な100%全合成油(Full Synthetic)をベースオイルとして贅沢に使用しています。不純物を多く含み分子サイズが不ぞろいな一般の鉱物油とは異なり、高温・高負荷環境下でもオイル分子の熱分解や熱剪断が起こりにくく、強靭な油膜保持力を長期間にわたって発揮します。
TAKMOカープロテクションズは、過酷なモータースポーツの現場を最高の実験室として位置づけ、長年のレース経験を通じて蓄積された動的データをもとに先進の添加剤化学を投入することで、エンジンオイルの品質向上を絶えずめざしています。さらに、製品の製造プロセスにおいては、国際的な品質マネジメント規格である「ISO9001」認証を取得した国内の最先端工場での完全オートメーション製造を採用。人的エラーやロットごとの品質バラつきを完璧に排除し、高度な品質管理体制のもと一貫生産されています。この高度な自動化による生産効率の向上と、中間流通マージンを完全に排除したWEB通販特化のD2C直販モデルを構築したことで、製造コストの大幅な低減に成功。ユーザーに対して高品質な全合成オイルを「良心的な価格」で提供することを実現しました。愛車の信頼性を高め、メンテナンスの手間を軽減するための最適な選択肢です。
API規格の進化とSQ規格の優位性
自動車用エンジンオイルの品質や性能レベルを客観的に評価する上で、API(アメリカ石油協会)規格は世界中で最も広く信頼されている重要な国際指標です。この規格は、自動車メーカーによるエンジンスペックの進化や、排出ガスのクリーン化、地球環境負荷を低減するための国際規制の強化に追従する形で、時代とともに厳格にアップデートされてきました。従来の最高規格であった「SP規格」は、最新の直噴ダウンサイジングターボエンジンにおけるLSPI(低速早期着火現象)の抑制やタイミングチェーンの摩耗防止性能を満たすために策定された基準でした。

そして2026年、環境性能への要求が極限まで高まる現代において、潤滑工学のさらなる進化として最高規格である「SQ規格」が新たに導入されました。SQ規格に適合するオイルは、従来のSP規格と比較して「高温酸化安定性」および「耐摩耗性能」の基準値が大幅に引き上げられています。化学的な視点からアプローチすると、スポーツ走行にともないミッドシップのエンジンルーム内部が非常に過酷な超高温状態に達した場合でも、進化した高分子酸化防止剤の働きによりオイル分子の熱酸化劣化(酸化)を最小限に抑制。高温下でのスラッジ(油泥)やピストンリング周辺へのデポジット(堆積炭化物)の発生を物理的にシャットアウトします。これによりエンジン内部の清浄性を高く維持し、VVT-iの精密な油圧経路の詰まりを防いで、エンジンの長寿命化と優れたエネルギー効率を力強くサポートします。
SQ規格の持つ完全な下位互換性
この最新SQ規格が持つ極めて大きなメリットは、これまでのSM規格、SN規格、SP規格といった従来のすべてのAPI規格に対して完全なバックワードコンパチビリティ(下位互換性)を持っている点です。
そのため、従来の規格が指定されているMR-Sの1ZZ-FEエンジンに対しても何ら問題なく、むしろ過去の規格に依存することなく最新の技術を享受し、非常に高い安全マージンを持って安心して使用することができます。
TAKMOカープロテクションズのHIGH QUALITYシリーズ5W-30【SQ規格】は、この最新の技術基準に逸早く適応した高性能オイルです。高度に配合された摩擦調整剤の働きにより、シリンダー壁面とピストンリングの間のフリクションを極限まで低減。1ZZ-FE特有の軽快な加速感とスムーズなエンジンレスポンスを劇的にサポートし、ユーザーの求める高品質なドライビングエクスペリエンスを提供します。詳細な性能や潤滑メカニズムを深く理解したい方のために、「SQ規格についてもっと知りたい方はこちら」から高度な専門情報にアクセスすることも可能です。
走行距離10万km以上のMR-Sにおすすめのオイル
MR-S(ZZW30)はトヨタの基本設計のタフさから、適切なメンテナンスを行っていれば、総走行距離が10万キロ(100,000km)を超えても現役で軽快なオープンドライブを楽しむことが可能です。しかし、自動車工学および動的金属摩耗の視点から客観的に見ると、10万キロ以上のタフな距離を走破した1ZZ-FEエンジンの内部には、確実かつ物理的な経年変化(メタルクリアランスの拡大)が発生しています。
長年にわたる何千万回、何億回におよぶピストンの高速往復運動やロングストローク特有の強い側圧(サイドスラスト荷重)により、ピストンリングとシリンダー内壁の摺動面はマイクロメートル単位で摩耗し、金属部品間の隙間(メタルクリアランス)が新車時よりも物理的に拡大します。特に1ZZ-FEの初期〜中期型ユニットにおいては、経年変化によってオイル掻き落としリングの張力低下やスラッジ詰まりが原因となる「オイル上がり(オイル消費現象)」が構造的に発生しやすい傾向があります。クリアランスの拡大は、燃焼室内の気密性を低下させ、シリンダー圧縮圧力の低下を招きます。その結果、トルク感の減少やアクセルに対するレスポンスの悪化、ひいては燃費悪化を招く原因となります。さらに、未燃焼ガスが隙間からクランクケース側へ吹き抜けるブローバイガスの量が増大し、オイル自体の酸化劣化やスラッジの発生を急激に加速させます。また、バルブステムシールなどのゴム製部品が長年の熱負荷で硬化することで、シリンダー内にオイルが吸い下げられるオイル下がり現象も発生しやすくなります。
マイクロチタンシリーズ 5W-40による多走行車のアンチエイジング
このような走行距離10万キロを超えた高性能エンジン特有の課題を根本から解決するために開発されたのが、TAKMOカープロテクションズの「マイクロチタンシリーズ 5W-40」です。この製品は、過酷な経年変化に直面しているエンジンに対し、流体特性と化学技術に基づいた2つの強力なアプローチを施します。
| アプローチ | 物理的・化学的効果 |
|---|---|
| 1. 高温側粘度の適正化 (30から40への変更) |
高温時の動粘度特性を一段階引き上げることで、摩耗によって広がったシリンダーとピストンの隙間に厚くタフな油膜を形成。優れた「密封(シール)作用」を発揮して燃焼室の気密性を高め、低下していた圧縮圧力を回復させて本来の力強いトルク感を呼び覚まします。また、ブローバイガスの発生やオイル消費(オイル上がり)を物理的に強力に抑制します。 |
| 2. ナノチタンテクノロジー (マイクロチタン配合) |
オイル中に配合された最先端の有機チタン化合物(マイクロチタン)が、極めて高い摩擦と熱を感知して金属接触面(境界潤滑領域)に瞬時に吸着。ナノレベルの強固な「自己修復型保護膜」を金属表面に形成します。目に見えない微細な摩耗凹凸を平滑化し、金属同士の直接接触を遮断。長距離走行にともなう内部部品の摩耗を最小限に抑え、エンジンの長寿命化を強力にサポートします。 |
このマイクロチタンシリーズ 5W-40は、40番という高い粘度油膜によってエンジン内部を強力に保護しながらも、チタン分子の優れた固体潤滑効果により、内部のフリクション抵抗を劇的に引き下げています。そのため、粘度を上げた際に発生しがちな「エンジンのもたつき」を一切感じさせず、1ZZ-FEならではの軽快なレスポンスと高い省燃費性を維持することができます。一般的に、走行距離が長いエンジンはより多くの熱を生成する傾向がありますが、この高粘度全合成オイルは高温下でも優れた粘度を保ち、ミッドシップ特有の熱を効果的に管理してエンジンの冷却を助けます。
また、高度な添加剤配合によりエンジン内部のクリーンさを保ちながら、酸化を防ぎ、スムーズな始動と安定したアイドリングを実現。ISO9001認証工場での厳格な品質管理体制のもと、最先端のオートメーション技術を活用して製造されるこの高品質なオイルは、高走行距離車両のオーナーが愛車の寿命を延ばし、安心して長期間オープンドライブを楽しむための理想的な選択肢です。
MR-S (ZZW30)の最適な使用方法とオイル選択
MR-S(ZZW30)は、その卓越したミッドシップの旋回性能と軽量なコンポーネントの恩恵により、日常の通勤や買い物といった日常使いから、週末のロングドライブ、ワインディングロードでの爽快なスポーツ走行、さらにはクローズドコースでの本格的なサーキット走行まで、幅広い場面でその真価を発揮できる万能なライトウェイトスポーツカーです。しかし、それぞれの走行シーンにおいてエンジンや駆動系にかかる物理的・熱的な動的ストレスの性質は大きく変化します。愛車の健康を守りながらそのポテンシャルを100パーセント安全に引き出すためには、ドライビングスタイルや環境変化に応じた論理的なオイル選定が必要です。

日常の買い物や通勤、市街地でのライトな運転がメインとなるシチュエーションにおいては、スムーズなレスポンスと優れた省燃費性能を最優先するため、標準指定粘度である「HIGH QUALITYシリーズ 5W-30」がベストな選択となります。冷間始動時の流動性に優れるため、短距離移動でもエンジンへの負担を抑えながらフリクションロスを徹底的に低減。快適な乗り心地とストレスのないドライブを提供し、燃費効率を最適化します。しかし、週末に遠出して峠道でのアグレッシブなワインディングロード走行を楽しんだり、高速道路を使ったロングクルージングを多用したりするシーン、あるいは走行距離が10万キロを超えた車両には、優れた耐摩耗性と酸化安定性を兼ね備えた「マイクロチタンシリーズ 5W-40」が大きなアドバンテージを持ち、高温時にも安定した粘度を保持してエンジンの負荷を劇的に軽減し、スムーズでパワフルな走行を強力にサポートします。

さらに、本格的なレーシングコースでのタイムアタックや、過酷なスポーツ走行・サーキット走行を計画しているオーナーには、市販のストリートオイルの許容限界を超える極限の油膜保持力と耐熱性能が要求されます。ミッドシップ配置のエンジンを酷使するクローズドコース走行においてはエンジン内部の温度が非常に高くなり、油温は容易に120℃を超え、通常のオイルでは動粘度が著しく低下してメタル焼き付きや熱ダレを起こすリスクが跳ね上がります。
このような過酷な条件下では、特殊エステルやPAO(ポリアルファオレフィン)などの最高級ベースオイルを贅沢に配合したTAKMOのフラッグシップである「X-TREMEシリーズ(5W-50 や 10W-60)」の出番となります。ガンメタリック色ベースのデザインに違わぬレーシングスペックの超強靭なせん断安定性により、超高温下でも動粘度をがっちり維持。ピストン摺動部やクランクメタル、動弁系に超強靭な油膜を形成し、エンジンの保護力を大幅に強化して本来の限界パフォーマンスを安全に引き出すことができます。
また、MR-Sの軽快なシフトワークを支えるマニュアルトランスミッション、およびミッドシップの強力な駆動力を受け止めるリアデファレンシャルギアの保護には、耐極圧性に優れた茶色ベースの「MULTI GEARシリーズ」(75W-90など)を組み合わせることで、確実なギヤ保護とスムーズな変速フィールを実現します。なお、オーナー様が日々の通勤などのセカンドカーとして所有されている最新のエコカーやハイブリッド車には、極限までフリクションを減らし低燃費に貢献する緑色ベースの「HYBRIDシリーズ」(0W-16など)が適しています。
私たちTAKMOカープロテクションズが何よりも大切にしているのは、製品を通じて ”クルマ好きのカーライフを豊かに ” という確固たる理念を具現化することです。アクセルペダルを深く踏み込んだ瞬間にダイレクトに立ち上がる豊かなトルク、シフトを繋いだときに手のひらから伝わる滑らかな回転フィール、そしてオープンカーならではの開放感の中でどこまでも安心して愛車と走り続けられる歓び。それらすべての感動的な体験を支えるために、徹底された ”愛車を守る品質。” へのこだわりを私たちは貫き通しています。
近年における日本の夏の気候は、連日のように最高気温が35℃を超える猛暑日となり、時に40℃に迫る過酷な熱環境が常態化しています。このような過酷な外気温環境下では、自動車の冷却系による排熱効率が著しく低下し、クランクケース内のエンジンオイル温度も通常走行時に比べて異常に上昇します。流体潤滑の法則において、油温の上昇はオイルの動粘度の低下(油膜の薄格化)を意味します。特に1ZZ-FEのようなロングストローク型パワーユニットでは、ピストン側圧にともなう高温時の油膜切れが致命的なシリンダーのカジリや摩耗に直結する危険性があります。そのため、夏季の間だけ指定粘度よりも動粘度特性を一段階引き上げる「粘度アップ(例:5W-30から5W-40、スポーツ走行時は10W-55や5W-50への変更)」を行うことは、物理的な油膜の厚みを担保し、過酷な熱ダメージから愛車を守り抜くための、非常に論理的で有効なリスクマネジメントとなります。
| シリーズ名 | 推奨粘度 | 主な適合シーン・特徴 |
|---|---|---|
| HIGH QUALITY | 5W-30 | 日常の街乗り、通勤、通常走行。低い粘性抵抗により1ZZ-FEのスムーズな始動と省燃費性を高度に両立。 |
| マイクロチタン | 5W-40 10W-55 |
走行距離10万キロ以上の過走行車、週末のドライブ、ワインディング。液状化チタン分子がナノレベルの強固な自己修復膜を形成。 |
| X-TREME | 5W-50 10W-60 |
本格的なサーキット走行、タイムアタック、ハードチューニング車両。超高温下でも高い油膜保持力と卓越した剪断安定性を誇るレーシングスペック。 |
| MULTI GEAR | 75W-90 等 | マニュアルトランスミッション、およびリアデファレンシャルギア専用。優れた耐極圧性で高負荷からギヤの金属摩耗を防止。 |
| HYBRID | 0W-16 0W-20 |
セカンドカー等の低粘度指定ハイブリッド車、エコカー専用。極限まで流体抵抗を減らし、各車両の持つ省燃費ポテンシャルを限界追求。 |
TAKMOカープロテクションズが世界に誇る高性能な全合成エンジンオイルおよび各種プレミアムケミカル製品は、公式オンラインストアでのダイレクトなWEB通販に加え、トヨタ系の有名総合カー用品専門店である「ジェームス(https://www.jms-car.com/)」の全国約90店舗の店頭でも広くお買い求めいただけます。プロの厳しい目で選定された安心の実店舗ネットワークを通じて、多くのクルマ好きの皆様へ最高峰のプロテクションを安心とともにお届けしております。ぜひお近くのジェームス店へ足を運び、その圧倒的な保護性能と良心的なプライスを実際にご体感ください。
「TAKUMI(伝統の技術)」から「Modernization(近代化)」へ。
私たちの新たなブランドキャッチコピーである「Car Protections(カープロテクションズ)」は、モーターオイルというエンジンの内部保護から、今回発売した「Premium Glass Coat」によるボディの外部保護まで、愛車をトータルで守り抜くという決意の表れです。
あなたの愛車に最適なオイルを見つけませんか?
「私の車、この走行距離ならどの性状を重視すべき?」
そんな疑問があれば、ぜひTAKMO公式サイトからお気軽にお問い合わせください。
開発チームが、あなたの車種と走行スタイルに合わせた「究極の1缶」をアドバイスします。
TAKMO(旧TAKUMIモーターオイル)では、レース用から街乗り用、旧車用まで豊富なラインナップで、お客様の好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを各種取り揃えています。
【ラインナップの一部をご紹介】
MICRO TITANIUM MELT(マイクロチタン)シリーズ
5W-30/5W-40/10W-55/15W-60
マイクロチタンシリーズは、高品質なベースオイル贅沢に使用し、スポーツ走行からサーキット走行まで耐えうる性能を与えられています。そこに更にマイクロチタン技術によるエンジン保護性能をプラスし、耐久性の向上をも達成。
そのフィーリングは、日常のドライブから長距離クルージングまで、エンジンの「上質さ」を極限まで高め「究極のしなやかさ」を目指したオイルです。高性能エンジンオイル+マイクロチタンによる潤滑性能とエンジン内部クリーニング作用をプラス。愛車を気持ちよく、長く乗りたいユーザー様やハイスペックなお車にお乗りのユーザー様に最適なエンジンオイルです。
X-TREMEシリーズ(高粘度エンジンオイル)
0W-40/5W-50/10W-40/10W-60
高回転を多用する乗り方、スポーツカーでサーキットを攻める!という方は、燃費よりもパワーが出せ、かつエンジン潤滑保護力が高い高粘度エンジンオイルがお勧めです。ハイパワー車、高性能車、サーキット走行に求められる「極限の純粋な力」追求したモデル。
愛車本来のエンジンパフォーマンスを発揮したい方に最適です。省燃費性能や強い清浄作用をお求めの方には不向きです。
高粘度というのも、あくまでSAE粘度10~20番アップが限界だと考えてください。それ以上の硬いオイルを使用するとオイルの粘度にエンジンパワーが負けてしまい、エンジン回転数の上昇が遅くなりクルマが重く感じるようになります。
5W-30 → 5W-50 or 10W-40 or 10W-50
もちろん、チューニングを施して、エンジンパワーを上げている車両はこの限りではありません。
0W-16/0W-20/0W-30 (低粘度エンジンオイル)
燃費を重視する乗り方や、始動性が気になる方、国産の高年式スポーツカー(メーカー指定粘度が0W-16/0W-20/0W-30)にお乗りの方は、こちらの低粘度エンジンオイルであるHYBRIDシリーズがお勧めになります。
新型車はぞくぞくと0W-20の粘度指定が増えています。0W-16や0W-20で物足りなさや低粘度すぎる!と感じられる方には、0W-30がお勧めとなります。
ちなみに、HYBRID(ハイブリッド)と言うネーミングですが、ハイブリッド車用と言う訳ではなく、2種類のベースオイル(Gr.3+Gr.4)にハイブリッド処理を行い、製品化したことから名付けられました。ハイブリッド車以外にも使用できます。
また、アメリカ石油協会が認証する世界的なエンジンオイル規格である【API規格】を正式に取得しており、安心してご使用になれます。
HIGH QUALITYシリーズ(中粘度エンジンオイル)
5W-20/5W-30/5W-40/10W-40
普段は街乗りでサーキットには行かないけど、たまにアクセル多めに踏むよ、という方で、コスパの良い高品質な「万能スペック」エンジンオイルを使いたい!というユーザー様へ最適なエンジンオイルです。
エンジンオイルに求められる性能をバランスよく配合しており、粘度ラインナップも豊富なため、ご自身のおクルマに最適な選択が可能です。
HYBRIDシリーズ同様に、アメリカ石油協会が認証する世界的なエンジンオイル規格である【API規格】を正式に取得しており、安心してご使用になれます。
当社の主力製品でもあります。
「解説は読んだけど、やっぱり自分で選択するのは不安だ…!」という方へ!
TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では皆さまに合ったオイルや添加剤に関するアドバイスを受け付けております。
こちらのリンク【適正オイルのご質問】よりお気軽にお問合せください。
TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では、高性能ギアオイルもご用意しております。
他にも更に
”愛車を守る品質。” の各種添加剤をラインナップ。エンジンオイルや燃料に添加剤を使用することで、ご自身の好みや目的に合わせてエンジンオイルをチューニングすることが可能です。DIYでのクルマいじりの楽しみも増えます。
TAKMOでは、2輪バイク用のオイルも人気。JASO(日本自動車技術会)が定めた4サイクル二輪車用エンジンオイルの規格であるMA2規格を正式認証しています。マニュアルトランスミッションの2輪バイクに採用される湿式クラッチ搭載車に適しており、高性能な【MA2規格】と一般向けの【MA規格】に分類されますが、TAKMOではより高性能な【MA2規格】を採用しています。
粘度ラインナップはカブなどの小型バイク用に「GP RIDER 5W-30」、中型~大型バイクのツーリング用途に「GP PREMIUM 10W-40」、中型~大型バイクのスポーツ走行向けに「GP RACING 10W-50」をご用意しています。TAKMOは、あらゆるライディングシーンに応えていきます。
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