富士24時間レースにおける熱力学的試練とBMW M2 Racingの軽量化
2026年6月5日から7日にかけて、静岡県の富士スピードウェイにおいて開催された「ENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE 第3戦 富士24時間レース」。日本国内において唯一無二の24時間連続周回という極限のスケールを誇るこの伝統の耐久レースは、内燃機関、シャシー剛性、そしてマシンの全潤滑システムに対して、ストリートユースや通常のスプリントレースとは全く次元の異なる、破滅的とも言える動的・熱的ストレスを課す超過酷な試練の舞台です。この世界屈指の過酷な一戦に挑んだHitotsuyama Racingは、ST-3クラスに新型のプレミアムレーシングマシンであるBMW M2 Racingを投入。ドライバー6名体制という万全の布陣を敷き、過酷な24時間のチェッカードフラッグを見据えて富士の高速トラックへとアプローチしました。

24時間もの長きにわたる超高速走行をノントラブルで完走するため、チームは事前のアップデート段階において、単なる絶対的なピークパワーの追求ではなく、自動車運動力学および流体熱力学に基づいた「扱いやすさの向上」と「信頼性・耐久性の限界突破」に主眼を置いたドラスティックな改良プログラムを断行しました。その最大のハイライトが、量産ベースのカップカーにおける最大の宿命であった車重の軽減(軽量化プログラム)です。チームは、マシンの動的重心から最も遠い位置にあり、慣性モーメントの増大を招く直接的な原因となっていた左右のドアパネルおよびトランクリッドを、最先端の炭素繊維複合材料であるカーボンファイバー製コンポーネントへと全面的に置換。これにより、車両全体でおよそ50kgという劇的な軽量化を結実させました。
自動車運動力学において、車体外殻部の50kgもの軽量化は、コーナリング時や高速な荷重移動時におけるヨー慣性モーメントを物理的に激減させるため、ロールセンターの適正化とともに、スロットル操作に対するマシンの回頭レスポンスを鋭く立ち上げる卓越したアドバンテージをもたらします。さらに、長時間の連続高負荷巡航において最重要課題となる熱マネジメントを最適化するため、エンジンオイルクーラー等の冷却コア類の搭載位置やダクト形状を流体力学の観点から緻密に見直し。走行風による前面動圧(ラム圧)を最大化させ、コア表面の境界層剥離を抑制することで、熱交換効率を極限まで引き上げることに成功しました。これにより、クランクケース内のエンジンオイル温やギアボックス内の駆動オイル温を、熱力学的に最も安定した定常動作温度へとホールドすることが可能となり、24時間を戦い抜くための強靭な基礎体力が構築されたのです。

BMW M2 Racingの富士24時間特化アップデート諸元
- カーボン製アウターパネルの導入による50kgの軽量化:ドアおよびトランクリッドをCFRP化。慣性モーメントを劇的に低減し、タイヤへの動的負荷と流体フリクションを抑制。
- 流体力学に基づく冷却システムの再配置:オイルクーラー等の配置をラム圧最大化のレイアウトへ刷新。超高温下での粘度タレや熱酸化劣化を未然に防ぐ熱交換マネジメント。
- 国際色豊かな6名体制のロジック構築:異なるバックグラウンドを持つ実力派ドライバー(鈴木・山脇・飯島・Frank・Joe・梅田)に合わせたフレンドリーなECUマップ。
公式予選における流体潤滑とシャシーダイナミクスの協調
6月5日の午後、くもり空の下で火蓋が切られた公式予選。Hitotsuyama Racingは、国際色豊かな6名のドライバー陣が、進化したBMW M2 Racingのステアリングを順次引き継ぎました。まずはAドライバー予選において鈴木建自がアタックを敢行し、4周目に1分58秒326の好タイムを叩き出すと、マシンの良好なバランスを確信した鈴木はさらに攻め込み、6周目には1分57秒671までタイムを短縮。しかし、このラップで富士のシビアなトラックリミット(走路外走行)判定を受けタイム抹消となったものの、4周目のセカンドベストが有効となりチームの底力を証明しました。続くBドライバー予選では、復活を遂げたエース山脇が1分57秒200というクリアなベストタイムをマークしました。

最終的なスターティンググリッドはA/Bドライバーの合算タイムによって決定され、ライバルである#39 RC350に一歩譲ったものの、フロントローの一角となるクラス2位をがっちりと確保しました。しかし、タイム以上の大きな成果は、事前に行われた50kgの軽量化と空力ダクトセッティングの変更が、マシンの動的レスポンスに劇的な進化をもたらしていることがドライバーのアタックフィーリングから完全に実証された点です。コックピットから降りたドライバー陣からは、ステアリングを切り込んだ初期の応答性が極めて機敏になり、加減速時のピッチングやロール挙動がソリッドに引き締まったことで、純粋なレーシングカーに相応しいシルキーでダイレクトな接地感がインフォメーションとして手のひらに伝わってくる、との極めて高い評価が寄せられました。

予選の短いアタックアプローチであっても、エンジンのクランクシャフト軸受メタルや高精度な直噴動弁系には、毎分何千回転という超高速摺動にともなう激しい機械的剪断応力が加わり続けます。この極限状態において金属同士の直接接触を未然に遮断し、シリンダー内部の内部抵抗を極限まで低減させて滑らかな回転の立ち上がりをサポートしているのが、マシンに充填された高品質な全合成エンジンオイルの流体潤滑膜です。ベースオイルの分子構造が高度に均一に整えられた全合成オイルは、予選のフルブースト時における強烈な筒内圧に対しても油膜が物理的に引き裂かれることなくがっちりと金属表面をデプロテクト。マシンの持つ潜在的な戦闘力を100パーセントクリアにデリバリーさせることで、首位とのタイム差を劇的に縮め、来るべき24時間の過酷な本戦に向けた確固たる手応えをチームにもたらしました。
24時間決勝の激闘:夜間走行の熱酸化ストレスとセンサーフェイルセーフ
6月6日15時、薄日が差し込む富士スピードウェイにおいて、24時間に及ぶ壮大な決勝レースの火蓋が切って落とされました。Hitotsuyama Racingの#21 BMW M2 Racingは、6名のドライバーがそれぞれ約90分間のスティントを均等かつ的確に受け持つ贅沢なローテーションを構築。スタートドライバーの大役を任された山脇大輔は、激しい混走が展開されるオープニングラップを百戦錬磨の落ち着いたライン取りでスムースにクリアすると、タイヤの熱ダレや燃料消費率の推移を計算しながら、1分59秒台という極めて高水準で安定したラップタイムを規則正しく刻み続けました。44周を消化した段階で最初のピットストップを完璧に行い、クラス2位をキープして鈴木建自へとステアリングを繋ぎました。鈴木もチームの精神的支柱に相応しい力強いドライビングを披露し、1分59秒台の戦闘力を完全にキープしてレースの主導権を確保します。

その後、香港出身のFrank YU、そして台湾の実力派Joe Chiへと繋がれたリレーは、両ジェントルマンドライバーが随所で1分59秒台のトップタイムをマークする抜群の適応力を見せ、夜間走行のステージへと突入していきました。漆黒の闇に包まれた富士スピードウェイでは、路面温度の急激な低下と他クラスの混走にともなう乱気流がマシンを襲いますが、今回初めて夜間走行に臨んだ飯島宗久は、周囲の状況を冷静に俯瞰しながらタイムロスを最小限に抑えるコンスタントな走りを展開。明け方には自身の自己ベストを更新する1分59秒台までラップタイムを短縮させるなど、流体潤滑と一体化したかのような見事な成長を証明しました。23時すぎに急遽深夜のロングスティントを任された梅田真祐も、ダカールラリー等で培った高いサバイバル能力を発揮し、視界不良の闇夜を2分01秒前後の安定したラップで走り切り、マシンのポテンシャルを安全に維持し続けました。

しかし、連続走行が9スティント目を迎えた夜半、Joe Chiの走行時に予期せぬ最初のマイナートラブルがマシンを急襲します。電子制御センサーの異常検知にともなう、一時的なエンジンパワーダウンが発生。自動車工学において、長時間の連続高負荷走行にともなう熱マネジメントの限界や、クランクケース内部からの熱酸化揮発ガスがセンサー類のコネクター摺動面に微細な影響を与えることで、電気信号のパルスにタイムラグや電圧ドロップが生じることがあります。コントロールユニットがフェイルセーフを作動させたためのパワー低下でしたが、ドライバーの冷静な状況報告とピットのアドバイスにより、システムのリセットを瞬時に実行。これにより制御ロジックが正常化し、マシンは本来のシルキーなトルクデリバリーをスムースに回復させ、大きなタイムロスを最小限に抑えて夜の荒波を乗り越えることに成功したのです。
クランクプーリー破損の機械工学的要因とHitotsuyama Racingの執念のリカバリー
朝を迎えても順調に走行を続けていた#21 BMW M2 Racingに、最大の危機が襲いかかります。鈴木建自がステアリングを握り11スティント目の12周目を走行中の午前9時前、エンジンルーム内部から突如として激しい金属打音が響き渡り、直後に破滅的なパワーダウンが発生しました。鈴木は冷静に状況を判断し、油圧と水温をコントロールしながら低速でレコードラインを譲り、執念のドライビングでなんとか自力でピットまでマシンを戻すことに成功しました。ピット内でメカニック陣が原因を徹底調査した結果、クランクシャフト先端のクランクプーリーの物理的破損が判明しました。
自動車工学の視点からこのトラブルを詳細に分析すると、BMW M2 Racingが純粋な耐久レース専用プロトタイプ車両ではなく、市販量産車をベースに開発された「カップカー」であるという構造的背景が浮かび上がります。量産車ベースのクランクシャフトは、往復運動にともない、回転軸まわりに目に見えない微細な「ねじれ振動」を発生させています。通常の短時間なスプリントレースであれば問題ありませんが、24時間連続する高負荷・高面圧の極限環境下では、プーリー内部のゴム分子が強烈な熱酸化ストレスによって剪断安定性を喪失して硬化クラックを起こすか、あるいは金属結合部に激しい金属疲労(疲労破壊)が集中し、破損に至るのです。耐久レース専用車ではないがゆえの弱点、長丁場ならではの過酷な課題が浮き彫りとなった瞬間でした。

しかし、ここからのHitotsuyama Racingのクラフトマンシップは驚異的でした。メカニック陣は破損したプーリーを取り外すと、すぐさま静岡県御殿場市にある自社ファクトリーへと緊急移送。プロのレーシング溶接技術による「金属肉盛り溶接補修・歪み矯正」という高度な応急処置を電撃的に断行したのです。応急処置を施されたプーリーを再びクランクシャフトへと超精密に再装着し、エンジンが正常に始動することを確認して見事にコースへと復帰を果たしました。チームは目標を「24時間の完全完走」へとスムースにシフト。

残り3時間となった段階で、これ以上の二次的破損を防ぐため、完走認定に必要な周回数はすでに満たしている事実を考慮し、ピット内で一時待機する計算されたステイ戦略を選択。ゴール残り30分あまりのタイミングで、最終走者の梅田真祐をコースへとデリバリーしました。終盤に襲いかかった激しい降雨に対しても、メカニックがウェットタイヤへのスムースな交換を完了させ、梅田が抜群のコントロール性で514周を走破して感動のチェッカードフラッグを獲得。マシントラブルを完全に克服し、クラス2位という偉大なリザルトとともに24時間を戦い抜いたのです。

極限の耐久レースを支えるTAKMO全合成オイルの流体工学的優位性
Hitotsuyama Racingが富士24時間レースという極限の試練において、想定外のクランクプーリー破断トラブルに見舞われながらも、エンジン自体の焼き付きや致命的な金属カジリ破損を一切起こすことなく生還し、クラス2位完走を成し遂げられた背景には、チームの迅速なメカニックワークに加え、マシンの心臓部を内側からがっちりと保護し続けた最高品質の「100パーセント全合成オイル」の存在が極めて大きな役割を担っています。レース現場という「最高の開発室」において、何時間もの全開走行や数百度に達する熱酸化ストレス、激しい機械的剪断に晒される過酷な実戦テストを通じて製品を絶えず進化させ続けているプレミアムケミカルブランド、それがTAKMO(タクモ)カープロテクションズです。

TAKMOカープロテクションズは、2010年にスタートした「TAKUMIモーターオイル」から始まりました。日本国内の過酷なモータースポーツシーンで幾多の輝かしい勝利を支え、数多くのハードコアなドライバーに愛されてきたTAKUMIは、エンジン内部の流体潤滑保護にとどまらず、ボディの美観を永続的に守り抜く先進のガラスコーティング技術や高品質な洗車用品など、車両全体のトータルなコンディションを保護・維持する総合プレミアムブランドへと大きな進化を遂げ、現在の名称へと変更いたしました。

現在では日本国内のみならず、世界25か国以上の国々へとグローバルに輸出され、地球上のあらゆる過酷な走行環境とシビアな気候においてその卓越した品質が実証されています。私たちの骨格をなす思想は、独自の高度なケミカルブレンドテクノロジーを通じて、”クルマ好きのカーライフを豊かに ” すること、および一切の妥協なき ”愛車を守る品質。” を世界に届けることに他なりません。アクセルペダルを強く踏み込んだ瞬間の胸のすくようなエキゾーストノート、シフトを繋いだときに手のひらから伝わる滑らかな回転フィール、精度高くかみ合うギヤのダイレクト感、精度高くかみ合うギヤのダイレクト感、そしてどこまでも安心して愛車と走り続けられる最高の歓び。それらすべての感動的な価値を提供することこそが、私たちの存在意義です。

その熱い想いを確かなカタチとして支えているのが、品質管理体制への徹底的なこだわりです。TAKMOのすべてのエンジンオイルは、国際的な品質マネジメント規格である「ISO9001」認証をクリアした日本国内最高峰の精製工場において、最新鋭の完全オートメーションシステムによって厳格なプロセス管理のもとで生産されています。これにより、人間の手作業による品質のバラつきや微細な不純物の混入を完璧に排除し、常に均一で最高品質の製品を出荷する体制を確立しています。さらに、私たちはWEB通販を活用したダイレクトな直販モデル(D2C)と、効率的な輸出流通網を自社で構築。これにより、従来の複雑な中間流通マージンや市場流通コストを徹底的に排除し、ユーザーに対して最高峰のレーシングスペックを驚くほどの良心的な価格で提供するという、圧倒的なコストパフォーマンスを結実させました。愛車を誰よりも深く愛し、大切に守り抜きたいと願うすべてのドライバーにとって、TAKMOカープロテクションズは最も身近で、最も頼れる絶対的なブランドであり続けます。

| シリーズ名 | 推奨粘度 | 工学的な特徴と耐久レース・シビアコンディションへの適合性 |
|---|---|---|
| HIGH QUALITY | 5W-30 5W-40 10W-40 |
標準的な日常の街乗りから高速道路のロングドライブ、長距離移動まで網羅。2026年現在の最新のAPI最高品質基準である「SQ規格」に正式適合し、抜群の酸化安定性と長寿命を実現した紺色ベースの主軸シリーズ。水分や酸性物質によるオイル乳化を強力に抑制しクランクケース内をクリアに維持。 |
| マイクロチタン | 5W-40 10W-55 |
走行距離5万キロ、7万キロ、10万キロ以上の過走行車両に最適な黒色ベースの展開。液状化チタン分子が金属表面にナノレベルの自己修復型保護膜を形成し、境界潤滑の金属摩耗を徹底防止。広がった隙間を厚い油膜で強力に密封しブローバイガスの発生を元からシャットアウト。オイル異常消費の抑制に絶大。 |
| HYBRID | 0W-16 0W-20 0W-30 |
最新の超省燃費指定ハイブリッド車や低粘度指定エコカー専用の緑色ベース。PAO(ポリアルファオレフィン)を贅沢に配合し、流体引きずり抵抗を極限まで低減させて低燃費を追求。エンジンの間欠的な作動・始動が繰り返される環境でも優れた低温流動性を発揮。 |
| X-TREME | 5W-50 10W-60 0W-40 |
今回の富士24時間レースのような、レブリミットに迫る超高回転域の常用や強烈な過給圧がかかる本格的なサーキット走行、スポーツタイムアタックに特化して設計された最高峰レーシングフラッグシップ。最高級エステル配合の超強靭なせん断安定性を保持し、油温120℃オーバーの過酷な熱応力下であっても油膜破断や致命的な熱ダレを完璧に防止。ガンメタリック色ベースの色彩設計。 |
| MULTI GEAR | 75W-90 85W-140 |
マニュアルトランスミッション、デファレンシャルギア、LSD専用の茶色ベース。今回のBMW M2が受けた強烈な駆動トルク伝達にともなう、ギヤ歯面の強大な面圧荷重や衝撃荷重を受け止める耐衝撃添加剤を高濃度に配合し、激しい金属カジリ摩耗やピッチング破損を未然に遮断。クロスミッションの正確なかみ合いを高度にサポート。 |
スーパー耐久富士24時間レースと潤滑保護に関するFAQ

Q1: 今回の富士24時間レースにおいて、ベース車両がスプリント主眼のカップカーであるBMW M2 Racingに発生したクランクプーリー破損の機械工学的理由は何ですか?
A1: 市販量産車ベースのエンジンは、多気筒ピストンの高速往復運動にともない、回転軸であるクランクシャフトに目に見えない微細なねじれ振動を定常的に発生させています。通常のスプリントレースやストリートユースであれば、プーリー内部に組み込まれたゴム製ダンパーが振動を完全に吸収・相殺しますが、24時間連続する超高負荷・高回転常用域の極限環境下では、蓄積される機械的応力負荷と強烈な熱酸化ストレスがパーツの限界を超え、金属疲労を引き起こしてプーリーの物理的破断・破損を招いたと考えられます。耐久レース専用にスクラッチ開発されたプロトタイプ車両とは異なる、市販車ベース車両ならではの耐久性の課題が浮き彫りとなった形です。
Q2: 24時間耐久レースやシビアコンディションでの過酷な走行において、エンジンオイルの動粘度コントロール(粘度アップ)はなぜ重要なリスクマネジメントとなるのですか?
A2: 流体潤滑の法則において、エンジンオイルは温度の上昇にともなって動粘度が著しく低下する物理的特性を持っています。特に長時間の連続高負荷走行や、近年の最高気温が35℃を超える過酷な日本の夏季酷暑環境下では、冷却系の排熱効率が低下しクランクケース内の油温が100℃や120℃を超えて異常上昇します。このとき指定のサラサラした低粘度オイルのままでは油膜が破断し、ジャーナル軸受メタルやピストンリング摺動面が直接激しく金属接触し合う境界潤滑状態に陥り、致命的な熱的カジリに直結します。高温側の動粘度グレードを一段引き上げることで、超高温時にも物理的な油膜の厚みと流体動圧をがっちり担保し、破滅的な熱ダメージから精密な動弁系やクランクを完璧にプロテクトすることができます。
Q3: 最新のAPI最高規格である「SQ規格」の全合成オイルを使用することは、過酷な長距離耐久走行においてどのような化学的優性がありますか?
A3: 2026年に新たに導入された最新品質基準であるAPI SQ規格は、従来のSP規格と比較して高温酸化安定性および低温スラッジ清浄分散能、動的耐摩耗性能の評価基準値が大幅に引き上げられています。高度な高分子酸化防止剤処方により、クランクケース内に大量の水分や未燃焼の燃料ガスがリーク混入した過酷なシビアコンディション下であっても、オイル分子自体の熱分解や急激な粘度タレを高い次元で抑制します。微細なスラッジ粒子やカーボンをナノレベルでカプセル化して流体中に高度ホールドし、パーツへの再固着や精密な油圧可変制御経路の閉塞を物理的に徹底防御。驚異的なロングドレインインターバルを提供します。
Q4: 総走行距離が伸びた過走行車両(走行5万、7万、10万キロオーバー)を所有している場合、どのようなオイル選定を行うべきですか?
A4: 走行距離を重ねた古い車両や経年車は、長年の高速往復運動にともなってピストンリングとシリンダー壁面のメタルクリアランスが物理的に新車時よりも拡大しています。この隙間から未燃焼ガスがクランクケース側へ吹き抜けるブローバイガスの量が増大し、オイルの燃料希釈やにじみ、オイル上がり現象を加速させるため、高温側の動粘度特性を一段段階引き上げた黒色ベースの「TAKMO マイクロチタンシリーズ(5W-40 や 10W-55)」への移行を強く推奨します。厚く強固な流体油膜が隙間をがっちり密封して燃焼比と圧縮圧力を回復させつつ、オイル中に配合された最先端の液状化チタン分子が摺動面にナノレベルの自己修復型保護膜を吸着形成。金属同士の直接接触を完全に遮断し、粘度アップにともなう吹け上がりの重さを排除して、軽快な高回転レスポンスを維持したままマシンの長寿命化に大きく寄与します。
Q5: 今回のHitotsuyama Racingのように、マシントラブルを乗り越え愛車を末永く良好な状態に維持するため、私たちが心がけるべき鉄則は何ですか?
A5: 目先のコストや利便性に惑わされず、厳格な品質管理体制のもと国際的な品質基準であるISO9001認証をクリアした国内最高峰の精製工場で完全自動化生産される、TAKMOの最高品質100パーセント全合成オイルを規定サイクル(日常の街乗り・チョイ乗りや渋滞常用といったシビアコンディション時は走行5000kmまたは半年ごと)で確実に入れ替えリフレッシュし続けることです。粗悪で熱に弱い鉱物油や品質の不確かな製品を使用することは、過酷な摺動面で一瞬にして油膜破断を起こし、破滅的な焼き付きを招く最大の原因となります。適切なオイル管理と確実な動粘度コントロールこそが、愛車の資産価値を守り、安全で豊かなカーライフを永続させるための唯一無二の鉄則です。
結論と確かな品質をお届けする実店舗ネットワーク
ENEOSスーパー耐久シリーズ2026第3戦「富士24時間レース」において、Hitotsuyama Racingの#21 BMW M2 Racingがクランクプーリー破損という絶体絶命のマシントラブルを驚異的なファクトリー溶接補修ワークと老獪なステイ戦略によって克服し、514周を走りきってクラス2位完走を果たしたドラマは、内燃機関の限界領域におけるチームの結束力と確かな技術力の勝利に他なりません。市販車ベースのカップカーが過酷な24時間連続周回というシビアコンディションにおいて直面する金属疲労や熱酸化ストレスの真実に対し、私たちは流体潤滑理論に基づいた一切の品質妥協のないケミカルマネジメントを講じる重要性を改めて教えられました。

TAKMO(タクモ)カープロテクションズが世界に誇る高性能な100パーセント全合成エンジンオイル、およびプレミアムガラスコーティングやマニュアルトランスミッション・デフ専用のギヤオイル製品群は、公式オンラインストアでのダイレクトなWEB直販による迅速な流通網に加え、トヨタグループが全面的に展開する安心と信頼の大手総合カー用品専門店である「ジェームス(https://www.jms-car.com/)」の全国約90店舗の店頭販売ネットワークでも広くお買い求めいただけます。プロの厳しい目で選定された確かな実店舗販売ルートを構築し、多くのクルマ好きの皆様へ最高峰 of プロテクションを安心とともにお届けしております。次戦のスポーツランドSUGO大会へ向けてマシンのさらなる信頼性向上を目指すHitotsuyama Racingの闘志に呼応するように、皆様もぜひお近くのジェームス店へ足を運び、その圧倒的な潤滑保護性能と良心的なプライスを実際にご体感いただき、”クルマ好きのカーライフを豊かに ”するための最良のソリューションをお手元にお迎えください。引き続き、Hitotsuyama Racing並びにTAKMOカープロテクションズへの熱い応援をよろしくお願いいたします。
「TAKUMI(伝統の技術)」から「Modernization(近代化)」へ。
私たちの新たなブランドキャッチコピーである「Car Protections(カープロテクションズ)」は、モーターオイルというエンジンの内部保護から、今回発売した「Premium Glass Coat」によるボディの外部保護まで、愛車をトータルで守り抜くという決意の表れです。
あなたの大切な愛車に、次のステージの安心を。ぜひ、新生TAKMOの次世代品質をお試しください。
あなたの愛車に最適なオイルを見つけませんか?
「私の車、この走行距離ならどの性状を重視すべき?」
そんな疑問があれば、ぜひTAKMO公式サイトからお気軽にお問い合わせください。
開発チームが、あなたの車種と走行スタイルに合わせた「究極の1缶」をアドバイスします。
TAKMO(旧TAKUMIモーターオイル)では、レース用から街乗り用、旧車用まで豊富なラインナップで、お客様の好みに合うエンジンオイル・ギアオイルを各種取り揃えています。
【ラインナップの一部をご紹介】
MICRO TITANIUM MELT(マイクロチタン)シリーズ
5W-30/5W-40/10W-55/15W-60
マイクロチタンシリーズは、高品質なベースオイル贅沢に使用し、スポーツ走行からサーキット走行まで耐えうる性能を与えられています。そこに更にマイクロチタン技術によるエンジン保護性能をプラスし、耐久性の向上をも達成。
そのフィーリングは、日常のドライブから長距離クルージングまで、エンジンの「上質さ」を極限まで高め「究極のしなやかさ」を目指したオイルです。高性能エンジンオイル+マイクロチタンによる潤滑性能とエンジン内部クリーニング作用をプラス。愛車を気持ちよく、長く乗りたいユーザー様やハイスペックなお車にお乗りのユーザー様に最適なエンジンオイルです。
X-TREMEシリーズ(高粘度エンジンオイル)
0W-40/5W-50/10W-40/10W-60
高回転を多用する乗り方、スポーツカーでサーキットを攻める!という方は、燃費よりもパワーが出せ、かつエンジン潤滑保護力が高い高粘度エンジンオイルがお勧めです。ハイパワー車、高性能車、サーキット走行に求められる「極限の純粋な力」追求したモデル。
愛車本来のエンジンパフォーマンスを発揮したい方に最適です。省燃費性能や強い清浄作用をお求めの方には不向きです。
高粘度というのも、あくまでSAE粘度10~20番アップが限界だと考えてください。それ以上の硬いオイルを使用するとオイルの粘度にエンジンパワーが負けてしまい、エンジン回転数の上昇が遅くなりクルマが重く感じるようになります。
5W-30 → 5W-50 or 10W-40 or 10W-50
もちろん、チューニングを施して、エンジンパワーを上げている車両はこの限りではありません。
0W-16/0W-20/0W-30 (低粘度エンジンオイル)
燃費を重視する乗り方や、始動性が気になる方、国産の高年式スポーツカー(メーカー指定粘度が0W-16/0W-20/0W-30)にお乗りの方は、こちらの低粘度エンジンオイルであるHYBRIDシリーズがお勧めになります。
新型車はぞくぞくと0W-20の粘度指定が増えています。0W-16や0W-20で物足りなさや低粘度すぎる!と感じられる方には、0W-30がお勧めとなります。
ちなみに、HYBRID(ハイブリッド)と言うネーミングですが、ハイブリッド車用と言う訳ではなく、2種類のベースオイル(Gr.3+Gr.4)にハイブリッド処理を行い、製品化したことから名付けられました。ハイブリッド車以外にも使用できます。
また、アメリカ石油協会が認証する世界的なエンジンオイル規格である【API規格】を正式に取得しており、安心してご使用になれます。
HIGH QUALITYシリーズ(中粘度エンジンオイル)
5W-20/5W-30/5W-40/10W-40
普段は街乗りでサーキットには行かないけど、たまにアクセル多めに踏むよ、という方で、コスパの良い高品質な「万能スペック」エンジンオイルを使いたい!というユーザー様へ最適なエンジンオイルです。
エンジンオイルに求められる性能をバランスよく配合しており、粘度ラインナップも豊富なため、ご自身のおクルマに最適な選択が可能です。
HYBRIDシリーズ同様に、アメリカ石油協会が認証する世界的なエンジンオイル規格である【API規格】を正式に取得しており、安心してご使用になれます。
当社の主力製品でもあります。
「解説は読んだけど、やっぱり自分で選択するのは不安だ…!」という方へ!
TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では皆さまに合ったオイルや添加剤に関するアドバイスを受け付けております。
こちらのリンク【適正オイルのご質問】よりお気軽にお問合せください。
TAKMO(旧TAKUMIモータオイル)では、高性能ギアオイルもご用意しております。
他にも更に
”愛車を守る品質。” の各種添加剤をラインナップ。エンジンオイルや燃料に添加剤を使用することで、ご自身の好みや目的に合わせてエンジンオイルをチューニングすることが可能です。DIYでのクルマいじりの楽しみも増えます。
TAKMOでは、2輪バイク用のオイルも人気。JASO(日本自動車技術会)が定めた4サイクル二輪車用エンジンオイルの規格であるMA2規格を正式認証しています。マニュアルトランスミッションの2輪バイクに採用される湿式クラッチ搭載車に適しており、高性能な【MA2規格】と一般向けの【MA規格】に分類されますが、TAKMOではより高性能な【MA2規格】を採用しています。
粘度ラインナップはカブなどの小型バイク用に「GP RIDER 5W-30」、中型~大型バイクのツーリング用途に「GP PREMIUM 10W-40」、中型~大型バイクのスポーツ走行向けに「GP RACING 10W-50」をご用意しています。TAKMOは、あらゆるライディングシーンに応えていきます。
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