第5戦~灼熱のもてぎで各ドライバーがバトンをつなぎ6位完走
Audi Team Hitotsuyamaは、2023年9月2日~3日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催されたENEOSスーパー耐久シリーズ Supported by BRIDGESTONE 第5戦「もてぎ5Hoursレース(5h×1レース)」のST-Zクラスに参戦しました。
予選・決勝両日とも気温30度を超える真夏日の中で5時間に及ぶ長丁場のレースに臨み、4人のドライバーがそれぞれのスティントで役割を果たし、クラス6位完走を遂げました。
予選
決勝
9月3日(日)の決勝レースは、朝から青空が広がったものの、スタートの時点で気温33度路面温度42度という灼熱のコンディションとなりました。ST-Zクラス9番手からスタートするAudi Team Hitotsuyamaは、ウォーキンショーがスタートドライバーを担当。11時14分に5時間耐久レースの火蓋が切って落とされました。
すると、ウォーキンショーは序盤から積極的に前を走るライバルに仕掛けていく走りを見せ、着々と順位を上げます。9周目に7番手に浮上すると、#20 ナニワ電装TEAM IMPULとの激しいバトルを制し14周目に6番手に浮上。2分06秒後半~2分07秒前半のトップと遜色ない安定したペースで周回を重ね、さらに上位を狙っていきます。
開始から1時間が経過したところでコースオフ車両を処理するためフルコースイエローが導入。このフルコースイエローが解除されレースが再開されたタイミングでAudi Team Hitotsuyamaは開始から1時間15分が経過した34周目に1回目のピットストップを行い、ドライバーを山脇に交代しました。Aドライバーは最低1時間15分走らなければいけない規定があるため、山脇はこのレースで一番気温が上がる13時台のスティントを担当することになりましたが、しっかりと35周を走り切って、阿野雄紀にバトンを繋ぎました。
開始から3時間が経過し、他のクラスではトラブルに見舞われる車両も続出するなか、Audi Team Hitotsuyamaはクラス7番手を走行。阿野も着実なペースで周回し、チェッカーまで残り1時間10分のところで、最終すティントを宮田に託しました。
レース終盤は火災に見舞われる車両が発生するなど、残り1時間で2度のフルコースイエロー導入がありましたが、宮田は持ち前のスピードを発揮し、ライバルとの差を縮めていきました。最終的にST-Zクラス6位で16時14分にチェッカー。表彰台には届きませんでしたが、灼熱の1戦でチームが一致団結して136周を走破。見事完走を果たしました。
次戦は岡山国際サーキットで、3時間耐久レースに臨みます。引き続き応援をよろしくお願いします。